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(2024)令和甲辰 6年 2月の記録 (新しい日付けの順)

令和 6年 2月29日 (木)

 今年は閏年だ、今月は29日まであるのだ。今年はオリンピックとアメリカ大統領選挙があるのだ。平年より一日長く2月があることで喜ぶ人とさうでない人とそんなこと関係ない人が居るわけで、小生なんかは強いて云へば関係ないほうかな、4月の年金支給日まで一日待ち遠しくなるくらいか。

 実際の数値とは体感的に違ふが、朝のうち、柔らかい雨が降つてゐて、庭先でウグイスが鳴いてゐた、今年初めて聞く、地鳴きではなくてもう立派なホーホケキョだつた。朝を過ぎてからの雨は氷雨だつた、低気圧が通過するらしい、一日降つたりやんだりしてゐた。
 最低気温 4.8℃ (04:49)、最高気温 11.3℃ (18:30)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8 

 下校 今日も1年生から5年生が一グループとして下校してきた、なかに1年生よりも小さな子が混じつてゐたが、今日は体験入学があり、下校はみんなと一緒に帰つてきたのだ。
 写真1写真2

 宮崎のじっちゃいから2/17に種子島から打ち上がつたJAXAのH3の動画が届いた。じっちゃいは都井岬から観測したさうで、都井岬はここから種子島までの丁度半分くらいの距離(種子島から100キロ)のところにある。都井岬には、イプシロンの1号機を打ち上げる時に、家族で観測に行つたことがある、この時は打ち上げ直前に中止になつて虚しく帰つてきたことがある。このあたりのことは日記の2013/08/27に残してある(またその後の打ち上げなどは今月2/17の日記にしつこく書いてある)。
 
 今回の動画の最初の部分で右から左上方に向かつて白ものが見えるが、これは雲でロケット航跡ではない、しばらくするとその白い雲の下の方から同じやうに白い航跡を描いてロケット雲が伸びていくのがわかる。このロケット雲がリアルタイムで阿蘇からも見えたのだ。阿蘇に限らず觀る気になつて觀れば結構遠方からでも見えるのにあんな遠くのロケットが見えるわけ無いと思ちてゐる人が多いのだらう。


令和 6年 2月28日 (水)

 晴れ。久しぶりに冷え込む。
  最低気温 -2.7℃ (06:58)、最高気温 12.3℃ (14:59)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8

  下校

 自らムチを入れて、大腸がん入院録を二日間で整理した。整理しながら、考えた、小生、日記の日付の並べ方、毎日新しい日付を一番上に持つてくるやうにしてゐるが、これ、このやうな日記で必要な並べ方だらうか。業務データなど、頻繁に最新の情報が更新追加される場合、その度にスクロールして一番下まで移動するのは大変だから、そのやうな場合に一番上に置いてをく方が便利だが、日記にそれは必要ないだろう、特に小生の日記なんか読んでくれてる人は毎日でなくて何日かに一度思い出して読んでくれるくらいのものだから、読む側に立つと日付順に並んでゐる方が讀み易だらう、仮に毎日読んでくれる人が居ても、ちょっと下の方にスクロールすればすぐに直近の日記が出てくるわけだから。
 今回の入院録を整理するついでに、この月の日記の日付は、日付順に並べ直した、これを機会に来月から日記は日付順に書いて行くことにする。

 今回の大腸癌の入院録は平成28年(2016)12月にある。

 小生の大腸がんは、SM癌と云つて、下行結腸といふところに出來た早期癌である、一番軽いのは粘膜に出來た癌で、これは、内視鏡で取ればそれで終わりである。次に軽いのは、粘膜の次にある粘膜下層と云ふところまで癌が浸潤したものでSM癌と云ふ、これも、基本的にはこの部分を切除したらそれで終わりなのだが、この粘膜下層(SM)まで癌が浸潤した場合、確率は低いがリンパ節に転移する可能性がある、万一リンパ節に転移すると、そのがん細胞はリンパ管を通つて全身に転移する可能性が出てくる、これは切除して病理検査をしなければ分からないさうで、日本の癌学会のガイドラインでは、SM癌のうち、浸潤の深さがある一定の深さまで(確か1,000μm以上)行つた癌は、とにかく、大腸だけでなくて、リンパ節まで切除しませうとなつてゐるさうで、小生の場合は浸潤の深さが、僅かばかりオーバーしてゐたので、大腸だけでなくリンパ節も一緒に取つてしまつた、このことを業界用語で「リンパ節郭清」と云ふ、こんな言葉は知らなかつたが、新しい知識を得た。

 小生の場合、40センチくらい大腸を切り取つたさうである、カミさんは切り取つた実物を医師に見せてもらつたさうだが、本人は見る機会が無かつた。人間そのくらいの腸を切り取つても平気ださうだ。大腸周りのリンパ節も切除して無くなつても、あまりその後の体には影響が無いと云ふことを聞いてゐる。

 とにかく、「癌」は早期発見に限るのである。早く見つけて早く手を打てば現在は全然怖くない病気である。とにかく早期発見に尽きる。部位別の死亡割合は肺がんについで大腸がんが二番目なのださうだ、見つけやすい癌なのにどうして死亡率が高いのだらうか、定期検査をしないからだらう。

 小生の場合は、癌が発見されるまで、毎年がん検診をして、何年か前に再検査をして、そのときにも運悪く見落としがあつたやうで、ポリープが大きくなつて癌化するのに10年くらいかかるさうなので、それまでに見つからなかつのが不思議なくらいである、それでも、「早期癌」で濟んだ、切除したリンパ節にも病理検査の結果、転移は無かつた、あれから目安の5年を過ぎてもう7年以上経つてゐる、完治である。とにかく癌は「早期発見」である。


 temuといふChinaの通販サイトがある、小生はAliexpressといふ通販サイトからは安からう悪からうを承知で時々部品などを買う。
最近になって、ネットにアクセスしてゐると、このtemuと云ふ通販サイトがやたらと広告を入れてくる。これがまたタダみたいに安いのだ。あまり安いので冷やかしで覗いてみやうとしたら、専用アプリを入れるシステムで、これはますます怪しいと今まで使ったことがなつたが、web上の公式サイトからでも入られるやうで、しかも、支払いも直接クレジットカード会社から落とすのではなくて、ワンクッション置いてPayPal経由で支払いをすると安全だとあったので、それで今回、初めて注文してみたところ、Aliexpressより遙かに早く商品が届いた(2/23注文)。これで商売になるのかと心配するほどである、海外(China)が安いのか、国内が高いのか。

 小生のPCにはSDカードリーダーのスロットがないので、ケーブル式のカードリーダーをつないで毎日写真の取り込みをしてゐるが、取り回しが面倒なところに、USBメモリーの形をしたカードリーダーがあるのを知って、temudで買った。


令和 6年 2月27日 (火)

 晴れ。今日は一日青空が見えてゐた。
  最低気温 0.0℃ (03:08)、最高気温 9.1℃ (14:38)

 今日の阿蘇山 写真1写真2写真3写真4 

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8

 小学校の下校時間は、低学年下校時間と高学年下校時間の二通りがある、もちろん、全校一斉の下校時間もあるが。
 では、何年生までが低学年で何年生からが高学年かと云ふと、一応、低学年、高学年と区切つてあるだけで、必ずしも固定ではない、通常は1,2,3年生が低学年で4,5,6年が高学年となつてゐるが、今日は1年生から5年生までが低学年下校時間に帰つてきた。
 だから前半の低学年下校時間の時だけ見守りに出た、6年生は一人か二人しか居らず、もうこのくらいになると見守りは「ウザイ」と感じる年頃だから高学年の下校見守りはパスした。
 写真1写真2

 今日は気が変わらないうちに大腸がん入院録の整備を始めた、写真も不完全ながらある、結構時間がかかる作業で一日二日では終わらない、あんな状況下で結構詳細に記録を取つてゐる、今になつて読み返しながら自分で感心してゐる、自分で云ふのもなんだが読んでゐてなかなか面白い、これ一冊の本になるなあ、直木賞だなあ、Coming Soon。


令和 6年 2月26日 (月)

 曇り、今日も少し青空が覗いたが基本的には曇り空の一日だつた、気温は低くなくても風が冷たかつた。
 阿蘇山もこうして見ると険しい山である。写真1写真2
  最低気温 3.0℃ (但し19:35時点)、最高気温 11.2℃ (12:29)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7

 下校 

 10月に電子申請をして再免許を受けたアマチュア無線局の移動局の電波利用料の納付書が送られてきたので、ゆうちょ口座からオンラインでPayEasyで納付した。一年300円で、免許期間が5年なので、先払いで5年分一括納付で1500円也を納付した。昔は電波利用料などと云ふものは無かつたが、何時の頃からか取られるやうになつた。今の免許期間は令和11年までなる、小生の寿命より長くなるかもしれない、こればかりは分からない、小生もうそんな年齢なのだ。。


 旧臘1日から16日までの日記がすつぽり削除されてゐて(多分小生がウッカリ削除したのだらう)、幸いにテキストデータは残つてゐたのでその後、文章だけ復元してあつたが、やはり写真が無いと寂しいので今日一日掛けて漸く完全復元をした。

 この他に、小生にとっては重要イベントの日記が二件ほど不完全な状態のままになつてゐるので、この部分を整備しなければならない。

 その1・・2016 (H28)12月に大腸がんで入院した際の入院記、当時は日記代わりに掲示板に入院期間中の詳細を載せてあったが、以前の掲示板が廃止されて、入院記録がそっくり抜けてゐる、結構貴重な入院録である、これもテキストデータと多分写真も残ってゐると思ふので、これを復元しなければならない。
 これについては、娘が、看護実習で、実際に大腸がんの手術に立ち會つて、病院側ではなくて、斯ういつた時の患者側の気持ちを知りたいと云つてゐたので、それじゃあ、小生の体験を参考にすればと教えてやつて、その時に当時の記録が日記から抜け落ちてゐることが分つたのだ。

 その2・・旧臘押し迫つて小生としては余命残り少なくなつて多分最後の家族旅行だらうと、妹一家が住む愛知県豊田市に旅をした、これも小生にとつては貴重な記録である、文章は載せてあるが、記録写真が抜け落ちてゐる、あちらこちらから大量に写真が集まるため整理に手を拱いてゐのだ、これも早いとこ載せなければ・・・・ 


令和 6年 2月25日 (日)

 少し晴れ間が見えたが肌寒い日が続く。
  最低気温 3.8℃ (00:51)、最高気温 8.6℃ (15:18)

  昼前に来客あり、このお客様は・・・と書き始めたが、さうだ、以前、日記に書いたお客様だから、その時の日記を参照した方が早いな、とその日記の日付を書くことにする、2023年(令和5年)12月9日の日記である。
 その中にご登場のN武さんである。その後、メール交換をして今度是非お訪ねくださいとお誘いしてあつたが、この三連休でお孫さんのところにおいでになつたのを機会にお訪ねいただいたといふわけである、裏の田圃道で歩いて20分くらいの距離である。
 人の縁、出会いと云ふものはじつに不思議なもので、これを機会にこれからも息の長いお付き合いをお願いしたいものである。

 当時の日記を参照しながら、あの時期の一定期間の日記が消失して、とりあえず、テキストだけは再現したが、写真が欠落したままなのを思ひ出した、明日の仕事はその画像を見つけ出して復旧することに決めた。


令和 6年 2月24日 (土)

 曇り、時々晴れ。また少し寒さが戻つてきたやうだ。
  最低気温 0.9℃ (07:18)、最高気温 7.2℃ (14:50)

 久しぶりに太陽を拝んだ気がする、また山が雪で白くなつてゐた。爆発的噴火は無いが、噴煙が多い状態が続いてゐる

 シート屋根が潰れた薪小屋のシートを剥いだ。シートは防水シートなので一箇所でも窪みがあるとそこに雨が溜まつてその窪みが雨が降るにつれてどんどん大きくなつて最終的に溜まつた雨の重みに耐えきれず留めてあるシートが落ちる。今回は溜まつた雨の重さで、単管パイプが曲がつてしまつた、単管が曲がると云ふことはのすごい重さである、それだけ雨が溜まつたといふことである。まだしばらくは寒さが続くやうだから、剥いだシートをこの先の雨で濡れないやうに全体的被せてをいた。
写真1写真2写真3写真4写真5

 作業中、シート剥がしに気を取られ、立てかけてあつたレーキが跳ね返つてしこたま顔面を打つて、顔がぷつくり腫れてしまつた。剣道の"お面!"のやうにバチリと当たつた。
 レーキは鉄製の熊手のやうな物で、平置きにすると、齒が上向になつて、踏み抜くと危険だから、それは常に気をつけてゐるのだが、今回は、このやうに立てかけてあつたレーキの柄とは反対側の頭部をウッカリ踏んだ弾みでテコの原理で柄が孤を描いて顔面を直撃した。

 顔の真正面に当たつたら作つたばかりの眼鏡が割れるところだが、うまい具合(かどうか分からないが)丁度頬骨のところに当たつて、眼鏡のレンズ部分にもツルも全く影響がなかつた、当たつた瞬間は非常に痛かつたが、傷は出來なかつた、その代わりぷつくり腫れてしまつた、少し紫色になつてゐるかもしれないが、この程度で濟んで良かつた、危険はいろいろなところに潜んでゐるものである、危ねえ、危ねえ。

 ラグビーは平日はやらない、祭日も無い、土日にリーグワンがある、数試合が土日の二日にあるので、時間が大体被つて、一試合を見終わつた後、別の試合も少し時間差はあるがまだやつてゐるが、途中から見ると、結果が判つてしまふので敢えて觀ないで平日に録画を見る、試合結果は知らないので、リアルで觀てゐるのと同じ気分で楽しめるのである。


令和 6年 2月23日 (金) 天皇誕生日 
 昔は天長節と云つた。もう大昔になる、中学か高校で習つた比翼連理、天長地久の漢詩を今でも思ひ出す。
 大変失礼なことではあるが天皇誕生日と云ふと昭和天皇誕生日の4月29日は今でもすぐに頭に浮かぶがその後の天皇誕生日は覚えられない、小生自身が現役を離れ暦と無縁の生活を送つてゐるからだらう。

 今日は予報では晴れとなつてゐたのに、朝から細かな雨が降つてゐて、いつの間にか今日の予報も雨に変わつてゐた、これでは外での作業が出來ず、今日ものんべんだらりと過ごした。今の時期、何ものにも縛られることも無く予定表を気にせずに自由気ままに過ごすことが出來てゐる。
 最低気温 4.9℃ (但し18:43時点)、最高気温 7.7℃ (14:05)

 最近、Amazon Prime Videoでドラマ、LA警察の刑事もの"BOSCH"を觀てゐる。一度觀始めると、シリーズものは次を觀たくなるやうに作ってあるので、どんどん觀続けて、今はシーズン7を觀てゐる、以前、NCISやシカゴPDを觀てゐたが、無料で觀られるサイトが無くなったのでいずれも途中止まりであるが、大体、向こうの警察ものは好きである。



令和 6年 2月22日 (木)

  ほとんど終日雨、大きな雨域は東に移動したのに、今日も一日霧のやうな雨が続いてゐた。
 決して低い気温では無いのだが、昨日までが暖かすぎたせいで、今日はなんとなく肌寒く感じて、午後からストーブを焚いた。
  最低気温 7.1℃ (但し19:08時点)、最高気温 15.2℃ (03:22)

 阿蘇山の火山活動が活発化してゐるやうである。なんとなく近いうちにまたドカンと來さうな気配である。

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5

 下校 

 村の高札場に選挙ポスターの掲示板が立てられた、ハテ?と思つたら、県知事選があるのだ、蒲島知事はもう出馬しないさうで、新人の争いになるやうだ。

 カミさんが夜、夏子のところに一泊で出掛けていつた、春休みで一緒に戻つてくるのかと思つたら、春休みはまだ先で、今回は単独行だとのことである。トンカツとポテトサラダを作つて持たせた。


令和 6年 2月21日 (水)

 雨、今日一日で相当降つた。
 最低気温 14.1℃ (02:12)、最高気温 17.7℃ (17:36)
 本日の雨量(19:00現在)64.4 mm
 最大風速 9.4 m/s(16:45)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4

 下校 今日水曜日は会社で云へばノー残業デイのやうなもので、小中学校ともいつもより早く授業が終わり、部活も休みである。 いつもより早い下校の時にも雨が激しく低学年高学年とも歩いて下校する子は見当たらなかつたが、保護者のKさんが車で子供を迎えにきたついでに、他の徒歩下校の子どもたちも車で拾つて送り届けたと、小生が見守り位置の車の中で待機してゐたら、寄つて報告をしてくれた。
 車で待機中、太郎が一人雨の中傘を差して歩いて帰つてきたが、わずか2キロ程度の距離、歩いて当然とそのまま歩いて帰らせた。

 今日は終日雨が降り、雷も鳴つてゐたが、微妙に雨雲雷雲の中心から外れて、レーダーでは真つ赤だつたが、実際にはモニター画面ほどでもなかつた
 
 雨が降ると薪小屋のシート屋根に雨水が溜まり、捌けきれないうちにどんどん溜まつて、それでも今までは何とか持ちこたえてゐたが、さすがに今日の雨、耐えきれずに雨の重みでシート屋根が落ちてゐた。
 写真1写真2
一応大雨は過ぎたのかもしれないが、このあともしばらく雨空が続くやうだ。


令和 6年 2月20日 (火)

 基本的には曇り空の一日、それなのにまだ2月だと云ふのにバカ陽気だ、今日は20℃を超えた。
  13.8℃ (06:53)、20.3℃ (12:24)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8

 下校 写真

 あまり気温が高いので体がついて行けず何もする気が起きず、今日はネットで映画を見たり本を読んだりして一日が終わつた。


和 6年 2月19日 (月)

 雨は昨夜は降らなかつた、夜が明けて、子どもたちが登校して行つたあとに降り始めた。午後3時ころには雨雲は東に抜けていつたが、その後も、レーダーに映らない霧のやうな雨が降つてゐた。
 
 この時期としては高い気温が続く、それとも、もう、そんな季節になつたのか、夜中に消えたストーブ、夜が明けても、要らないくらいで、結局今日一日ストーブを焚くことは無かつた。
 最低気温 13.2℃ (00:57)、最高気温 17.7℃ (14:10)
 
 今日ここでも春一番が吹いたさうだが、当地の風は8.9 m/s(14:09)程度でとても春一番といふ実感は無かつた。

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7

 下校 写真1

 昨日完成した箱罠第二号基、今のところ、設置場所は決まつてゐない、だからと云つて、作つた場所に置きつぱなしにしても何の役にも立たない、であるなら、少しでも可能性がある場所に置いてをいた方が良いだらふと思つて、移動することにした。

 我が家の畑の一番端つこ、山から降りてきたイノシシが道路を渡つて、畦を通つて我が家の畑に入つてその先にある竹林に向かう(だらうと思はれる)ルートに置くことにした。あくまで猟場としてではなく置き場所としてである、駄目元である。

 ただ、しばらく雨が続くと云ふ予報なので、やるなら少しでも早い方が良いだらふと、雨の止み間を狙つてやることにした。

 先ず、先日落下したクレーンのボルトを付けて、クレーンを復旧させた。

 雨雲レーダーを見て、少しの止み間を狙つて作業を始めたが、数分間隔で雨が降つたり止んだり、途中でやめるわけにいかず小生の軽トラッククレーンを神業的に操作して、畑に運んだが、畑が水平でないので、鍬で平らに均して設置した。はじめの頃はまだ雨雲切れ間があつたのに、その後、ずつと雨雲の帯が続いてゐた。結局、昼まで2時間ほどかけてずぶ濡れになつて箱罠を移動させた。
 今後はこの場所に根気よくエサを播いて、餌付けをすることにする。

 ただ、ここのところ、上の段にも下の段にも全くイノシシが来てゐないやうだ、来ないのは結構なことだが、このままずつと来ないで濟むことは無いと思ふ。
写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7


令和 6年 2月18日 (日)

 放射冷却で冷え込んだ、その後、穏やかに晴れる、今日も日中は非常に暖かかつた。
  最低気温 -2.1℃ (07:24)、最高気温 18.8℃ (15:17)

 明日から一週間ほど天気が悪いらしい、だからイノシシの箱罠今日完成させた、H3ロケット2号機ではないが、箱罠2号基完成である。、
 トリガーには、いろいろな方式があるけど、この方法、極めてシンプル。普通「Sカン」と呼ばれるS字型のフック、これだけである。これに「
蹴り糸」をつなぐと、非常に弱い力でもSカンが動き、扉が落下する力を抑えてゐる丁番を開放して瞬時に扉が落ちる。

 この丁番を使う方法はネットの何処かにあつたが、マイナーな方法で、検索してもなかなか見付からない、この丁番とSカンの組み合わせは小生のオリジナルである。この丁番を利用した方法の良い点は、扉が落ちた後、イノシシが扉を上げやうとする動きを止めるロックの機能もある。

 写真1写真2写真3

 トリガー作動動画 Windows Media Playerで再生する場合、オプションで再生速度0.25で見るとスロー再生で見ることができる(このアプリではこれが一番遅い)


令和 6年 2月17日 (土)

 穏やかに晴れる、気温もぐんと上がる。
  最低気温 -3.4℃ (06:17)、最高気温 15.6℃ (14:33)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5
 今日は土曜授業、普段通りの登校であるが、今日は保護者の勤めも休みのところが多いのだらう、それに、今日の土曜授業は授業参観が予定されてゐるので、子どもたちも保護者の車で登校するのだらう、徒歩通学の子は少なかつた。

 日本のH2Aの後継機、H3ロケット2号機が種子島から無事に打ち上がつた

 JAXAのロケット、発射場は二箇所あつて、肝付町の内之浦発射場、それからもう一箇所、種子島の宇宙センター、イプシロンは内之浦、H2Aは種子島と決まつてゐる、H3はH2Aの後継だから種子島、何やら「閥」があるとか無いとか。

 鹿児島県肝付町の内之浦発射場から打ち上げられるイプシロンロケットに関しては遠く阿蘇の当地からも見ることができるが、洋上遙か離れた種子島ともなると、さすがに当地からは見ることは出來ないとずつと思つてゐたが、何時だつたか、種子島のロケットもここから見えるぞと、あれはIESだつたかが云つてゐたのを思い出して、ネットで打ち上げのライブ中継を見てゐて、ひとつものは試し、行つてみやうかと、発射時間の20分ほど前になつて急に思い立つて、外輪の上、城山展望所に行つてみた。城山は我が家から、そのくらいの距離である。もし見えるなら、外輪に登らなくても、いつも小生が見守りに立つ田んぼの中でも十分に見えるはずだとは思つたが、それでも阿蘇上空全域を見渡せる外輪の上の方が間違いないだらうと思つたのである。

 今日は素晴らしい天気で、少しガスがかかつてゐたが、阿蘇谷全域が見渡せた。そして、発射時間、9時20分すぎ、スマホで打ち上げの瞬間を見ながら、南方を眺めてゐると、見えた!見えた!根子岳の上を左上方向にロケットの白い航跡が伸びていく・・・・
写真1写真2
 (安カメラに加えて視界が少し悪かつたので、あまり鮮明に撮れなかつた、補正してこの程度である)

 せつかくのロケーション、阿蘇ではほとんどの人が、このことを知らない。城山展望所にも観測者は全く居らず、観光に来てゐた老夫婦に(と云つても小生よりは若いが)、あれH3ロケットですよ、と教えてあげたら、喜んでゐた。

 昔、イプシロンが上がる時に太郎の学校の先生にその情報を伝えて、学校で授業を中断して待機してゐたが、その時は天気が悪くて、当地からは観測できなかつたことがあつたが、当時は種子島からのロケット(の航跡)が見えるとは知らなかつたので、併せてそのことを伝えておいたらその後何度かあつた種子島からの打ち上げ、学校からも観測できたかもしれない。打ち上げの頻度は内之浦の方が圧倒的に少ないのである。

 地図で阿蘇から二地点までの距離を測つてみたところ、内之浦の発射場までは約180キロ、種子島までは250キロ、もつと遠いかと思つてゐたが、思つたほどでもなかつた、ロケットは東に向けて打ち上げるらしいから、その程度の距離では、遙か上空に達した時はそれほどの距離の差は無いのかもしれない。
 
 阿蘇市の教育委員会、それに観光組合、ネットの映像で見るだけでなく、阿蘇からでも、リアルにロケットは見えることをもつと広く知つた方がいい。
 
 小生は内之浦のロケット打ち上げには過去実際に行つたことがある、一度目は発射直前で中止になつて、二度目の時に実際に打ち上げを目にすることが出來た、距離的には数キロ離れた場所からの観測だつたが、大気を突き破つてロケットを宇宙に運ぶ時のエネルギーの爆発、打ち上げ時の轟音、数キロ離れてゐても全身鳥肌が立つほどの興奮を覚えたことを記憶している。
 
 日記を探してみた、 イプシロンはそんなに沢山は上がつてゐない、そもそも、小生が、現地に打ち上げの見学に出掛けたのは、一号機の打ち上げだつたのだ、2013(H25)9月14日、小生は一人で出かけた。当時いろいろ書いてゐる。

 その少し前、8月27日に家族で出かけた際には中止で帰つてきている、このときも色々書いてゐる。

 2016年(H28)12月2日が二号機でこの時に初めて阿蘇谷からロケット航跡をみたのだつた、打ち上げは夜で、家族で観測したと日記に書いてゐるが、小生の記憶に無い。小生が大腸がんの手術で退院してすぐの頃で、カミさんの両親も応援に来てくれてゐて、一緒に觀たのだらふ、全く記憶が無い。どうでも良いやうな事を覚えてゐるかと思ふと、印象深い出来事が記憶から全く欠落してしまふこともある、人の記憶と云ふものは不思議なものである。

 小生が田んぼの中で根子岳越しに写真に撮つたのは4号機の時で2019(H311.18)だつた。

 (追記 ロケット打ち上げのたびに、過去の記録を探すが、検索機能が不備で、なかなか見つからない、過去にも探した結果を日記に書いてゐるのが見つかった、日記は備忘録なので、内容が重複するが再度書いてをく、2021(令3年)11月6日に5号機が打ち上がった際に、過去の記録も載せてあつた。)

 今日も箱罠の制作の最終段階に取り掛かつたが、急ぐ旅では無し、天気が良くてポカポカ陽気で、椅子に座りながらウツラウツラ、仕事に身がはいらず、ほとんど進展なし。



令和 6年 2月16日 (金)

 のち晴れ
  最低気温 3.7℃ (07:17)、最高気温 11.9℃ (15:23)

 昨夜また少し雪が降ったのだらうか、山頂付近が少し白くなってゐた
 その阿蘇山、今日も噴煙が多く昇つてゐた

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5

 下校 写真1写真2

 箱罠の制作の続き
 扉分にワイヤーメッシュを溶接した、前回は、熱変形で枠が大きく歪み、扉と箱罠の入り口部分とのすり合わせが出來ずグラインダーでものすごく削つてやうやく扉が落ちるやうにしたが、今回は如何に枠を歪めずに作ることができるか色々工夫して、ほぼ完璧に作ることが出來た。ワイヤーメッシュの枠部分へ溶接する際に、熱が集中しないやうに、時間を置いて、間隔を取つて少しずつ溶接したり、タイヤ交換の際にナットを対角線で締めていくやうに、メッシュを対角線で溶接していつた。
 これだけ神経を使つて作つたからイノシシが気持ちよく入つてくれるものでもなく、精密機械では無いのだから見栄えはどうでも良いのであつて要は自己満足である。
 写真1写真2写真3


令和 6年 2月15日 (木)

 曇り、ときどき晴れ、一時雨。
 最低気温 8.2℃ (03:06)、最高気温 17.5℃ (12:13)

 今日ラジオで、関東地方の何処かで梅が満開だと云つてゐたが、我が家の梅も満開状態だ、桜と違つて梅の開花は地域差があまりないやうに見える。

 関東地方では春一番が吹いたと云つてゐたが、当地では吹かなかつたものの気温が非常に上がつた。

 最近、阿蘇山の噴煙が多いやうだ、近々また一噴きあるのかもしれない。

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4

 下校

 午前中は昨夜降つた雨が乾かず路面が濡れてゐたので、昼近くまで箱罠の扉にワイヤーメッシュを溶接する作業に取り掛かられなかったが、漸くその準備ができて、午後から溶接作業をしやうと思つて、昼食後外に出てみるとまた降つたやうで、今日は作業ができなかつた。



令和 6年 2月14日 (水)  今日はなにかの日だつたなあと考えたら、バレンタインデーだった、今の我が家は全く関係が無いやうである。

 晴れのち曇り、午後に入って弱い雨が降り始めた。
  最低気温 2.7℃ (06:24)、最高気温 16.0℃ (13:26)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5

 下校 予報より早く雨になつたので傘の用意をしてゐない子が結構居たが、弱い雨で、それに温かい雨だつたので見てゐて走つて帰る風でも無かつた。

 北海道などの地域によつて少し違ふが、概ね今日で狩猟期間が終了した。狩猟をするには狩猟免許が必要だが、さらに、狩猟をしてもして良い期間が定められてゐる。

 当地の狩猟期間は昨令和5年11月15日から本日2月15日までであつた。この期間外は禁猟期として免許を持つてゐても狩猟をすることが出來ない。ただ、これは原則で、有害鳥獣のイノシシとシカについては(11月1日から)3月15日まで延期されてゐる。

 だから、タヌキやキツネなどは今日で狩猟期間が終わつたが、イノシシ、シカはあと一ヶ月は狩猟が可能である。

 ところが、この有害鳥獣の狩猟期間には、「更に」といふ、延長がある。更に、市の「鳥獣捕獲員」に指定されると、通年捕獲ができる。
 ただ小生は猟師初年兵だから、今年度は鳥獣捕獲員になれないので、イノシシとシカについて捕獲できるのは3月15日までである。從つてあと一ヶ月はイノシシの罠を仕掛けることができる。果たして小生に捕まるイノシシやシカはゐるだらうか。
 
 二基目の箱罠制作、上から落とす扉の枠(ギロチン)を作つた。枠の溶接部分、1号基のときは、枠の四辺の角を均等に切り欠いて溶接したが、枠が溶接で歪まないやうにするにはどの方法が良いか、今回は、上と下の辺の両側を切り欠いて立て部分の鋼材は切り欠かなかつた。その結果がどうだつたか、まだあまり良くわからない。
写真1写真2写真3

 午後が大分過ぎてから雨がポツリポツリ落ちてきたので、今日は枠だけを作つて、メッシュの溶接までは出來なかつた。
 とにかく、時間に追われる身分ではないのでノンビリゆつくり作業をしてゐる。

 今日子どもたちの下校見守りが終わつてその足でスーパーに買い出しに行く途中、突然、荷台で何か落ちる大きな音がしたので、停まつて調べたら、クレーンのボルトが外れたらしくて、クレーンのアームが下に落下してゐた。小生、普段でも後ろに車が無い時は、特に田圃道ではユックリ走るので、これがもし、市街地を速度を出して走つてゐた時だつたら、どのやうな落下状態になつてゐたかわからない、ヒヤリとした。



令和 6年 2月13日 (火)

 穏やかに晴れる、今日は朝から全国的に非常に暖かいと云ってゐたが、当地は今朝は非常に冷え込んだ、それでも放射冷却でその後はニュースのやうに暖かい一日になつた。
  最低気温 -4.8℃ (06:28)、最高気温 13.5℃ (14:43)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5写真6

 下校

 箱罠の扉部分の制作材料、アングル二本買つてきた、いつも買うホームワイドは欠品だつたのでナフコで買つてきたが、ホームセンターだからどこでも同じやうな値段だと思ってゐたが、二店の間にはかなりの価格差がある。帰る途中、コインランドリーで米ぬかを一袋買つてきた(200円)。コインランドリーにコイン精米所が併設されゐるのだ。
 ここのところイノシシの動きが無い、この付近にイノシシが出没しないのなら、それはそれで結構なことである、無益な殺生をしないで濟む。

 今日は扉部分をどう作るか、前回と同じにするか、それとももっと良い方法があるか、一日、箱の前に座って、いろいろ考えたが、結論は出なかった。


令和 6年 2月12日 (月) 振替休日

 穏やかに晴れる。
  最低気温 -1.4℃ (07:47)、最高気温 12.3℃ (14:41)

 箱罠の制作の続きをする。
 鋼材の枠を溶接して、メッシュの箱に合わせて取り付けた、結果オーライだつた。

 くくり罠の方は全く変化なし、箱罠の餌付け用の米ぬか、大分中まで入つて来始めたやうだ、でもまだ喰いが悪い、今日は箱の中に米ぬかを播いてをいた、外には撒かなかつた、これで先月買つた大袋の米ぬかを全部使い切つた、明日にでもまた新しく仕入れに行く予定である。

 時々、古い農機具などの買い取りにスクラップ屋が回つてくる。そんなに頻繁に来ても無いだらうと思ふのに、結構入れ替わり立ち替わりやつてくる。
 今日回つてきたスクラップ屋がチェンソーなども買い取ると云ふ。小生は道楽で、壊れた機械を修理して歡んでゐるが、もう使うこともないのに動くからと取つてあつたチェンソーがあつたので、積極的に終活をしてゐるので、今日、ハスクバーナーのチェンソーを2台持つていつてもらつた。このチェンソーは小生が昔、ずつと使つてゐたが、修理を重ねて、動くけどもう殆ど使わないやつだ。刈払機も古いやつを一台持つて行ってもらつた、チェンソー一台2,000円、刈払機は1,000円、都合5,000円置いていつた。そんなに高く買い取つてどうするつもりだらうか。
 今日チェンソー二台だしても、まだ電動を入れて4台ある、一人の人間が一度に使えるチェンソーは精々一台だけだ、まあ木の太さによつて二台かな。


令和 6年 2月11日 (日) 建国記念日(紀元節)、世は建国記念「の」日と云ふが・・・

 曇り
  最低気温 -1.8℃ (05:47)、最高気温 7.4℃ (14:01)

 箱罠の入口部分を作るためにアングルを買つてきて、寸法に切つた。アングルの長さは1820mm(板厚5mm、幅40mm)、枠の一辺が910mm、まさに一本で二辺取れる、砥石の厚さがあるので切つた寸法は少し短くなるが、溶接で枠を作る時に調整できる、このサイズの枠が、ワイヤーメシュで編んだ四角と丁度ピタリのハズだ。今日は気温は低くなかつたが、風があつて寒くて外作業には不向きな一日だつた。
 写真1写真2写真3写真4写真5

 昨日のスーパーラグビーのギャラガー・チーフスとリーグワンのクボタとのクロスボーダーラグビーの録画を見た。
 負けたけど日本のチーム、最後まで大接戦だつた。今年の大学のチャンピオン帝京のキャプテンだつた江良はクボタに就職したやうだ、まだ学生で、先月大学選手権に出たばかりなのにもう今日の試合に後半から出場して大活躍をしてゐた。フッカーとしては体は小さいのだらうが、堂々とラインアウトのボールを投げてゐた。

 くくり罠も近寄つた気配は全く無い。餌付け中の箱罠も入り口から少し入つたところまではエサは食べてゐるが奥の方は警戒して全く入つてゐない。


令和 6年 2月10日 (土)

 くもり 今日から三連休だ(さうだ、今年のカレンダーは三連休が多いさうだ)。
  最低気温 -0.1℃ (03:10)、最高気温 7.2℃ (15:31)

 箱罠の制作の続きをした。どうに歪み無く立方体の箱ができた、このあと入り口に嵌めるフレーム作りにとりかかる。
 今回の目標に、制作の途中には使うが、最終的にはワイヤークリップ無しで箱を作るつもりでゐる。
 標準的な箱罠は箱の周囲は全部鋼材で骨組みができてゐてその空間にメッシュを張るが、小生が作る簡便型箱罠は、入り口分だけ、扉を落とす関係で鋼材で枠を作るが、それ以外はすべてワイヤーメッシュの端つこ同士を曲げて絡み合わせて箱を作り、そのメッシュの接続分をワイヤークリップで補強する。

 鋼材枠に比べて一見すると「ヤワ」で弱さうさが、イノシシが中で猪突すした場合、ワイヤーメシュを編んだ構造のほうが全体で衝撃を吸収するので却つて強いといふ考え方があり、このワイヤーメッシュで作つた箱罠の方が、軽くて移動に楽の上、何よりも制作費が安くつく。
 今回、それに更に、ワイヤークリップ無しの箱罠を作つてみやうとしてゐる。ワイヤーメッシュだけでイノシシの衝撃を吸収出來るくらいの強さはあると思ふ。
 とにかく安価で耐久力のある箱罠ができれば量産出來るからである。量産と云つても販売するのでなく、小生が使う箱罠をもつと作りたいのである。箱罠は作るのは大変だが、置いてをいて餌付けさえすれば、数匹を一度に捕まえることが出來る、それに何より安全である。

 昨日仕掛けた段下のくくり罠、全く、イノシシが近づいた形跡は無かつた。來ない以上は小生の腕以前の問題だ、来る時は結構来るが、行動範囲が広くて、毎日同じ場所にやつてくるとは限らないやうである。段上の箱罠の餌付けも、中には、特に奥の方には絶対に入つて無い。

 クロスボーダーのラグビーを見た、スーパーラグビーのブルーズとワンリーグの横浜キャノンイーグルス、完全に日本ラグビーは力負けである。もう一試あつたが、これは後から録画で觀ることにする。


令和 6年 2月 9日 (金)

 晴れ。午後になって少し曇りかげん。
  最低気温 -2.6℃ (06:40)、最高気温 9.8℃ (13:32)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5

 下校 写真1写真2

 箱罠の二基目の制作を開始した、地面が水平でない場所のせいもあつて、なかなか上手く方形が出來ない、初号基の時よりも手閒取ってゐる。

 やうやく上の段の畑の下の畑に、くくり罠を仕掛けた。小生がかけるくくり罠、例えればジャンボ宝くじのやうなもので、ワナを掛けなければ絶対に捕れないが掛けても絶対に捕れない、イノシシは非常に用心深くて、頭がいいので、素人がワナをかけても捕まらない。くくり罠は草は土でカモフラージュした十数センチの大きさのワナにイノシシが片足を突つ込んで、その際にバネが働いて、4本ある足首のどれかを捉える仕組みだから、イノシシが広い大地の、罠があるそのわずかな部分を踏んでくれない限りは絶対にかかからないのである。練達の士ともなると、イノシシの通る道、歩き方、どこに足をつくかまで細かく研究をして、それに経験が加わって、捕獲する。
 写真1写真2写真3写真4


令和 6年 2月 8日 (木)

 晴れ、久しぶりの放射冷却、しばらく續きさうだ。
  最低気温 -2.9℃ (05:22)、最高気温 9.7℃ (15:53)

 朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5

 下校

 軽トラックのブレーキランプ点灯不良、朝、カミさんに頼んでブレーキを踏んでもらつて明るさを確認した所、たしかに、昨日のお巡りさんの云ふとおほりだつた。

 何もカミさんの助けをかりなくても、動画を撮つてみればわかること、以降一人で作業をした。

 早速、後ろのランプのカバーを外してみたところ、スモールランプ点灯時は暗いばかりでなく、ブレーキランプを踏むと暗いどころか消灯してしまふ、ネットで調べたら確かにさのやうな現象が起きる動画があり、理由はアースが不完全だとある。
踏むと消える動画1
踏むと消える動画2


 球を取り出してみたら、電球のプラマイとは別にバルブソケットをアースしてある線が奥の方に見えてその接触面があえて云へば錆とまでは云へないが曇つてをリ、この程度で不接触かなあとも思つたが、磨いて取り付け直したら、見事に元通りに直つた。
直った動画1
直った動画2

 スモールランプ点灯時は普通にプラスマイナス回路電流が流れてランプを点灯して、ブレーキを踏んだときにはその回路が切れて、ブレーキランプ用のランプを流れた電流はバルブ側のアース線をとおして流れるやうになつてゐるのだらうか。だからバルブソケットの接点不良の場合、両方の回路に電流が流れないので、ブレーキを踏むとランプが消えるのだらう(フィラメント二本とも点いてるなあ)。

 白内障の手術で、いままでの眼鏡が合わなくなったので、光の森の眼鏡市場で先日新調して、今日取りに行ってきた、なにより、メガネを掛けたまま、細かな文字を読んだりPC操作が楽にできるやうになつたのが何よりである。
 昼飯

 阿蘇谷から熊本平野を経て有明海に流れ込む白川と云ふ川がある、阿蘇の峰々、そしてカルデラの南北平野部に降つた雨が立野の外輪の切れ目のここに集められて下る(記紀の昔、健磐龍命が外輪のここを蹴破つて、阿蘇のカルデラ湖を平野に変えた場所である)。

 過去台風の時の大雨で熊本市が大洪水に見舞われたことがあり、雨季の時期には毎度洪水の心配が起きる、昭和28年に多くの橋が流れ、熊本市が水没した大水害、小生(小学生)この台風の直後、近見の親戚を訪ねたがその時の記憶が鮮明である。

 その、立野にこのたびダムが出來た。このダムは、普段は自然のまま流しつぱなしにして水を貯めることはせず、雨季などの急激な増水時に、一度に下流域に濁流が流れないように、自然に貯まって一旦ここで水量を調整してする流水型のダムである。

 今回のこの立野ダムの完成に際して、試験湛水といふ、あえてダムの水を自然放流しないで、堰き止めてダムを一杯にするテストが行なわれた、つまり一時的に貯水型のダムにしたわけである。

 その満水になつたダムの風景が素晴らしく、ネットなどで写真を見てゐたので、今日、山を降りるときにフト思い出して、立野ダムに寄つてみたら、淡水試験は短日時で終わつてもう、全く水のないダムに戻つてゐた、今後、このやうな満水になることなどあるか無いかの貴重なチャンスだったので、残念ながら見損ってしまつた。
写真1写真2

 ダムを作ろうとすると必ず環境破壊、自然破壊だと反対する一定の人が居る、貯水型でなくて流水型でも反対する勢力が居る、そのやうな人たちは大水害の危険性に対してどのやうな考えを持ってゐるのか、聞いてみたいとも思はない。
 
 今朝、いつも腰に指してゐる計算尺HEMMI-149Aが無くなつてゐることに気がついて、朝見守りをする場所、ボンの散歩コース、薪割をする場所、ワナを仕掛ける場所、そのほか、小生が歩き回るところを何度も探したが見当たらずガッカリしてゐたら、夕方、部屋の隅の方に落ちてゐた、ズボンの穿き替えの際に抜け落ちたのだらう、いやあ、ホッとした。これオークションで探しても場合によつては数千円するのだ。

 イノシシのワナ、メインの箱罠の餌付けに時間がかかつてゐる、そこから少し離れたところに、上の段の畑を下つて下の段の畑にたたくさんのイノシシの足ができてゐる、ここにくくり罠をしかけやうと、今日、杭を打つて来た。イノシシはすごい力なので生半可なおパイプでは抜けるので、単管パイプを二本打ち込んで、これにワナのワイヤーをつけることにしたが、今日のところは様子見で、エサを播いてをいた。

令和 6年 2月 7日 (水)

 曇り
  最低気温 3.5℃ (05:13)、最高気温 7.5℃ (14:28)

 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8写真9
 登校見守り本日より復帰、下校は、今日は昼までだったやうで、気がついた時はすでに下校時間を過ぎてゐた。
 
 本日は民児協の全体定例会があつたが、治つたばかりで、10日間はウイルスを体外に排出する可能性があるさうだから、周囲への礼儀として今日は遠慮すべきだらうと判断して欠席届けを出した。 

 スーパーの帰り、たまたま信号で停まつた際にすぐ後ろについたパトカーが動き始めて突然赤灯点灯して、トマレ!と言つてきた、すぐに左に寄せて停まつたところお巡りさんが降りてきて、ちよつとブレーキを踏めと云ふ。云はれた通り、踏むと、ああ、大丈夫でね、切れてません、少し暗い気がするから後で知らべておいてくださいと。ブレーキランプ踏み込み方で明るい点け方、暗い点け方いろいろあるか?よくわからんけど、トマレ!と云はれたのは初めてだ、とにかく、60年近く昔、免許を取つてからその間、完全無事故無違反、思はずドキッとした。

 晩飯 食欲が戻ってきて 久しぶりにカキフライを揚げた。


令和 6年 2月 6日 (火)

 久しぶりに美しい夜明け、それに合わせて、床上げをした(尤万年床ではあるが)、それでも外出は極力控え登校見守りは遠慮する。ボンの散歩も再開した。
  確かに春はもうそこまで来てゐる、いつの間にか庭の梅の花がもうかなり咲いてゐる。綻びの段階は過ぎてゐる、大破れだ(字が違ふぞ、いや同じだ)。
 (写真1写真2
 最低気温 -0.3℃ (07:18)、最高気温 9.9℃ (15:40)

 噴煙の量が多いやうに見える

 今日でやうやく特効薬を飲みきつた、飲み忘れ、二度飮みの無いやうに注意するのが結構ストレスになつた。特効薬が効いたからか、飲まなくても重篤にならなかつたのかよくわからないがとにかく無事に治つた。ただ、咳が少し残つて、時々喉が痒くて咳をする。食欲がまだ本物ではないが、それでも大分食い気が戻つてきた。
 
 ラゲブリオの他にも何種類かの薬が出て、そのうちの定番のロキソニンは鎮痛解熱の頓服だと思ふが、過去一度も飲んだことはない、今回も全く飲まなかった。そのほかに顆粒と錠剤の薬が出て、これは一日三度飲めとあった、多分総合感冒薬だらう、飲まなくても良いだらうと云ふ気があつたので、最後に二回分が残つた、それから喉の痛み緩和のトローチもあつた、これも残つた、これで今回の薬から完全に開放された。
 世の中、高齢者がお腹が一杯になるほど何種類も薬が出て、それを毎日、日に二度だとか三度だとか飲んでゐるのを見ると本当に気の毒になる。
 
 発症からの自宅閉塞期間は完全にクリアできた計算になる

 活動意欲も出てきた、久しぶりに大きな薪をベランダまで運んだ。
 
 くくり罠のバネを如何に力を使わずにパイプの中に押し込みセットするか、手持ちの道具類を使つて、プロトタイプの装置を考え中である、今日のこれは失敗だつた

 夕方、自分の食い扶持を仕入れにだけ出た時に、下校時間に合わせて家を出たが、決められた時間よりも少し早く通過したやうで、子どもたちの姿はもう遠くにあつた。 
 
 箱罠、昨日たくさんエサを播いたのに、期待したほどは減つてゐなかつた、大きな群れは来ないのか、毎日は来ないのか、縄張りが広いのだらう。


令和 6年 2月 5日 (月)

 昨夜から降つてゐた雨、朝のうちに抜けたと思はせたが、その後、また降り始めて、結局夕方まで降つてゐた。それに南風が強く雨がデッキ側に降り込んで、燃やすために取り込んであつた薪が全部濡れた(それでも、燃やすのにあまり影響は無いが)。
  最低気温 5.2℃ (00:00)、最高気温 12.9℃ (11:06)

 今朝の検温 35.7℃ 平熱に戻る 喉の痛みは完全に無くなつた、体を動かす大義さも無くなつたがその次に何かをしやうといふ気力が無くなつてゐる。 汝気力に欠くるなかりしか、である。

 風呂に入るのも面倒になる、以前は二日も風呂に入らないと頭が痒くなつて、入らずにはゐられなかつたが、年をとると新陳代謝も低くなつて頭髪の痒みも生じなくなるのだらう、もう四日か五日か?風呂に入つてゐない。

 食欲が無い、カミさんが作る飯を食つても、味が薄い、それを云ふと、それコロナのせいよ、とぬかすが、そうじゃないと思ふが証明のしやうがない。

 本日も登下校、見守りはしなかつた、ボンの散歩も勘弁してもらつた、昨日はカミさんが連れて行つた。

 中共ウイルスが萬延し始めた頃、エクモだとか人工心肺だとかが必要になる患者が多かつた、日本国中がヒステリー症状にあつた、その後、ワクチンが出來たせいだらうか、ウイルスが弱毒化したのだらうか、それもあまり聞かなくなつた、それに、治療薬の開発があり、それもあつてか、小生の場合、二日ほど喉が痛かつた程度で濟みさうである。その程度で回復するのだから、やはり今回のラゲブリオは特効薬なのだらう。

 聞く所によると、一人で二回も三回も罹る人が居るさうだから、あとは家族の再感染が心配である、家中にウイルスを撒き散らさないやうに珍しくマスクをして過ごしてゐる。
 
 関東地方、結構は大雪になりさうだ、例年、今の時期、南岸低気圧で雪が降りやすい、あまり降ることのない、湘南地方でも降つていると寺さんが云つてゐた。むかし、東京から仕事が終わつて電車で茅ヶ崎に帰つてくると、駅構内の線路のポイントが凍結しないやうに、たくさんの灯油のカンテラで炙つてゐて、雪の中でそのゆらゆらする灯りが幻想的だつた記憶が残つてゐるが、近年はそのやうなポイントの凍結防止方法はとらないのだらうか。

 夕方、イノシシの餌撒きにだけちよつと外出してきた、たつぷり播いてきた。


令和 6年 2月 4日 (日) 立春 いいことばの響きだ、日本語は素晴らしい

 曇り。
  最低気温 4.0℃ (00:00)、最高気温 9.2℃ (12:05)

 今朝には体温は36.0℃になつてゐた、小生の平熱は35℃台だから、まだあると云へばあるが、もう無いと云へば無いとも云へる。

 ラゲブリオについては、詳しくは読んでないが、正しい用法で服用するやうに、万一飲み忘れたら絶対に二回分を一緒に飲まないやうになどと云つた注意書きが載つた小冊子が一緒に付いてくる、それで今朝呑んだかどうかわからなくなつて、残りのカプセルを全部出して、残数を確認して、今朝はまだ飲んでなかつたことがわつた。少しでも早く薬の効果を得たい症状の時は飲んだか飲まなかったか忘れることは無いのだが、忘れるといふことは回復が進んで、もうそれだけ薬の効果を期待する段階を過ぎてゐるといふことなのだらう。まだ6日いっぱい呑まなければならない、喉元すぎればで、だんだん面倒になつてくる。

 我が家の連中が昼ころ、千葉から帰つてきた、向こうで撮つた写真に恵方巻きを頬張る写真があつた、さうか、豆まきだけでなくて昨日は恵方巻きの日でもあつたのか、我が家では(と云ふか、小生が、であるが)恵方巻きのやうな〇〇な食べ物は絶対に口にしないので、太郎は恵方巻、今回初めて食べたのではないだらうか。

 昨日から南半球の強豪ラグビーチームが集まるスーパーラグビーと日本のリーグワンとの交流試合クロスボーダーラグビーが始まってゐる。昨日はブルーズ対サントリー、圧倒的な力量差でサントリーが負けたので、これが日本の実力なのかなと思つて今日の試合ギャラガー・チェーフス対パナソニックを見たら、日本が危なげなく勝つた、日本のスキルの高さを感じさせる試合だつた。パナソニックには日本代表の選手が何人も居てワールドカップでも活躍してゐるので、日本ラグビーの実力は今やなかなかのものである。

 夕方、段上の畑に置いた箱罠に、ここのところ雨続きで、それに体調不良もあつてエサを播いてゐなかつたので、今日たまたまやつてきたナベさんのせつかく寄り付き始めたところだから、エサを切らさないやうにとの助言もあつたので米ぬかを撒きに行つてきた。


令和 6年 2月 3日 (土) 節分

 曇り、,いつの間にか夕方から雨になつてゐた。,
  最低気温 1.7℃ (06:39)、最高気温 5.6℃ (12:59)

 阿蘇神社では昔から節分の日、豆でなくて護摩木を撒くそれを拾つて帰つて家で燃やして家内安全を祈る。
 今年は小生、行く気力がないから阿蘇神社には行かなかつた。我が家ではうちの連中千葉に行つてゐるので、小生が、形ばかりの豆まきをして家内安全を祈つた、情緖を重んじるのだ、鬼はそと福はうち。

 中共ウイルスの特効薬、ラゲブリオを昨日から飲んでゐる。この薬は5日分、40カプセルがワンパッケージである。
 朝晩の2回、4カプセルずつ飲んで5日で飲み切るさうである。
 昨日飲み始めて、朝の段階で、まだ3回飲んだだけである。
 特効薬と云ふのですぐに効き目がでてくるのかと思つたら、そんなことは無い。
 昨夜から喉の痛みが酷い、頭痛もする、熱は今朝測つたら36.8℃だつたから熱は出てゐない(飲む前から熱は無い)。
 喉の痛み、全く改善しないかといふとそんなことは無い、たしかに少しずつ痛みは和らぎつつあるのはわかる。
 特効薬と云つてもこんなものなのか、明日の展開に期待しやう。

 昨日だつたか箱罠の餌付けが気になつてワナのそばに行つたところ、この畑の所有者の和子さんがやつてきて、我が家の向かいの最近無人になつたお宅の石垣がイノシシに掘り返され石垣もろとも崩れてゐると云ふ。
 今日、現地に行つてみた。イノシシは木の根などを掘り返す時に強力な鼻先で石垣など動かしてしまう。
  写真1・.写真2写真3

 今や我が豆札村もあちらこちらイノシシの被害が広がつてゐる、仮に、この被害を市に訴え出たとしても、市には直接イノシシ退治の実働部隊は持つてないから、農政課から猟友会になんとかしてくれと連絡が入る、さうすると、新米でも小生のところに猟友会から連絡が来るのだらう。それでも義務ではない、それは構わないのだが、イノシシのくくり罠は5000円くらいする、だから、それをたくさん小生が自費で揃えることは出來ない、市ではくくり罠の貸出しはやつてゐないのだらうか。法律ではくくり罠は一人で30基埋めることが出來る、これはあまり多いと管理できないからだらう。


令和 6年 2月 2日 (金)

 曇り、時々細かな雨が降ったり止んだり。
  最低気温 4.6℃ (09:43)、最高気温 8.1℃ (16:02)

 登校下校見守り休む、ボンの散歩も休む。

 昨夕熱を測つた時は37.1℃だつたが、今朝は36.8℃に下がつてゐた、ただ昨日よりも喉が痛い、関節も少し痛い、なんとなく発熱以外の症状は良くは知らないが今の流行り病の症状のやうな気がするので、とりあえず、古閑医院に行つて診てもらつた。

熱は無くても、このやうな症状の時は「発熱外来」の窓口なるのだらうと、専用のインターホンでその旨を告げた。
一時、中共ウイルス猖獗の頃は古閑医院では発熱外来窓口への来訪者が多くて、先生と看護婦さんがその度に外に停めて待機してもらつてゐる患者の車のところまで出張つてきて検査をしてゐた。寒い中、先生たちは診察室と車のところと行つたり來たりで大変だつた。

 現在は流行ピークを過ぎたのだらう、院内にカーテンで仕切つた一人用のブースがいくつか設けられてをり、そこで、外部と遮断して検査を受けた。鼻に綿棒を突つ込んでぐるぐる回して検体を採取する、くしゃみが出た、ここでも検温は36.7℃だつた。

 検査結果・・・インフルは陰性だつたが、中共ウイルスが陽性だつた。以前我が家の連中が二人共罹つた時(R4.12月)、ひとつ家に鼻を突き合わせるやうにして何日も暮らしたのに、小生は罹らなかつた、今ころ罹るとは無念の極みである。

 特効薬がありますよ、飲みますか?でもちよつと高いですよ。
 ラゲブリオといふカプセル錠である、確か流行が始まつた頃は解熱・痛み止めなどの対症療法の薬しかなくて専門薬が無くてただひたすら体力頼みで回復を待つだけたつたと思ふけど今は専門薬があるのだ、それも大分以前から使われるやうになつたやうだ。小生の症状は特効薬を飲むほどのことは無いと思ふが、ワサモンだから試してみたくて、投与して貰つた。2割負担で6000円くらいすると思ふ。一人用の隔離ブース内から一歩も出ずに支払いも全てそこで済ませてそそくさと帰つてきた。
 
 インフルも中共ウイルスも分類的には同じなのだらうが中共ウイルスのほうが緊張度で違いがある、ウイルスの中身は変わつてゐないのに、医療財政の都合で2類相当から5類に格下げになつただけで、怖さは変わらないのだから。

 ついでエピペンをもらつてきた、二三日前に申し込んであつたのだが取り寄せになるので後日受け取りに行くことになつてゐた。今回使用期限を迎えたエピペンは昨年、栗林医院で処方してもらつたものだが、栗林医院が閉院してしまつたので、今回は古閑医院に行つた。昔、古閑医院でエピペンの話をしたことがあり、その頃はエピペンの登録医ではなかつたので、そのことがずつと頭にあつたので、昨年栗林医院に行つたのだが、現在は古閑医院もエピペン登録医になつたことを知つて、今回古閑医院行つた次第である。


 カミさんと太郎、夜の便で、千葉に行つた。格安航空券で、それこそ中共ウイルスに罹つて急遽旅行を中止多分の振替のやうだ、ちやんとした切符なら払い戻しは効くが格安の場合はそれが出來ないさうで他日振替便には使うことが出來るとか、そろそろそれも有効期限切れになるので、変な時期のフライトになつた。
 連中はすでに罹つてをり(調べると一昨年の12月だつた)、今更隔離も必要もないのだらうが、どうせなら、離れてゐるほうがいいので、タイミング的には良かつた。

 体調不良でなかなかワナの準備ができない、撒き餌は確実に食べに来ており、今まで中に入らなかったが、中まで入るやうになつてきた、足についた泥が床面にこびりついてゐる、もう少しだ。ただ、これイノシシかなあ、アナグマかもしれない、シカかも知れない、トレイルカメラで録画すればいいのだが。


令和 6年 2月 1日 (木)

 強い雨ではないが終日降るたり止んだりしてゐたやうな。気温が高かつた。
  最低気温 8.4℃ (ただし、17:23時点、夜に向かつて降下中)、最高気温 11.5℃ (00:00)

朝 定点撮影 その他写真1写真2写真3写真4写真5写真6・写真7・写真8
 夕 体調不良に付き出動せず。
 
 昨日から体調不良、熱は無いが(計つたら37.1℃あった)、体節々が痛いというほどでもないが、ギクシャクしてゐて動くのが億劫である。頭も痛いと云ふほどでもない。これコロナか?インフルか?個人差で症状が大きく出る人と出ない人があると云ふ。
 一晩様子をみやう、今日の日記は写真もなしのシンプル版だ。それでも月次更新はちゃんとやるのだ。





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