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平成30戊戌(2018)年 3月の記録(新しい日付けの順)

平成30年 3月31日 (土)

      最低気温 3.8℃ (06:39)、最高気温 22.1℃ (14:59)
      
 晴れ。もう何日晴天が続いているだろう、そしてあとどのくらい続くのだろう。おかげで阿蘇もアッという間に春爛漫になった。あちらこちら花だらけだ。
 写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8

 我が家の食堂脇に辛夷(こぶし)が咲く(写真1写真2)のを二三年前に気がついたが、ちょうど家を挟んだ対角線上にも辛夷があるのに気がついた(写真1写真2)、十数年経って初めて気がついた、ようやく花が咲くほど成長したのか、それとも今まで気が付かなかっただけなのか。でも双方とも世間の辛夷の花に比べたら花の数が少ない。
 
 ところで、白モクレンと辛夷、よく似ていて、さあどっちだと言われて正直わからない。我が家のやつは二本共辛夷だろう(でも枝ぶりがちょっと違うな)。ネットで調べたら、比較表が載っていたがそれでもあまりよくわからない。
 
 燃やし残りがあったのだろう、ところどころで野焼きの煙が上がっていた。(写真1写真2

 本日は大部分のところが年度末だ。ただ今日は金融機関が休みなので、実質的には昨日が年度末だったのだろう、それでもサービス業なんかは今日も営業日だったのだろうが。

 週末のルーチンになった南阿蘇余生馬牧場オープンセサミに朝の餌やりに出かける。昨夜牧場主からメールが届いていてルナの具合が悪いということだったが、向うに着いていみると、囲いの中で横たわっていて、遠目には呼吸のための腹の上下が見えない、駄目だったのかなと思って近づいてみると、今は落ち着いて静かに寝ているだけですと、ボランティアの女性の話だった。後から牧場主に聞いたところ、この三日ほど寝ずの看病で一時はもう駄目かと思ったほど重篤だったようだが、どうやら持ち直したようで、小生が行った時にしばらくすると餌に集まる他の馬につられてルナも立ち上がって少しだが自分の方から欲しがって、キャベツなどを与えていた。このルナは時々疝痛を起こす馬である。
 
 今日はボランティアのお嬢さんが二人も居て、甲斐甲斐しく世話をしていたので小生は、木村豆腐店提供のオカラを届けただけで、一囲いの馬たちに餌をやっただけで早々に引き揚げてきた。以前なら、若いお嬢さんが二人もいれば何か理由をつけてでもダラダラ居続けるところだが小生も枯れたものでである。
 
 昼までにまだ間があるうちに帰って、入れ替わるように我が家の三人組は光の森に買い物に行くと言ってでかけていった。

 小生は、「こまめ」の整備に再挑戦。これがなかなかうまく行かず、先日、短くしてギリギリで使っていたスターターのヒモがまた切れて、ホームセンターにロープを買いに行って交換した、全体的に弱っていたのだろう。

 今日もキャブレターを全部分解して、文句ないだろうというほど綺麗に清掃した。ところが、キャブレターと吸気バルブにつながるエルボ様の部品を留める時に、そんなに力を入れて締めたわけではないのに、ボルトが折れてしまった。このボルトは両側から通してある長ボルトであれば、抜いて買い換えればいいが、エンジンのケースに埋め込むようにして取り付けられていて、折れた反対側にはナットが無い、圧入してあるのか溶接してあるのかびくともしない、ということは、このボルトがエンジンのケースに埋めてある部分をドリルで削って取ってから改めて長ボルトナットで両方から締めるしかないだろう、幸いに反対側にもそれが出来るスペースはある。
 
 そうだ、キャブレターと吸気バルブにつながる部分の部品はインテークマニホールドと言うのだ、あまり詳しくない小生でもこの言葉自体は知っていた、ただ、どういうものなのかは今回まで知らなかった、縮めてインマニとも言うそうだ。インマニの横のフタ、先日の整備の時には開けなかったが今日開けてみた、バルブのスプリンが見えた、試しにフライホイルをまわしてみたところ、交互に往復していたから、ここは問題ないだろう。
 
 しかし、たとえインマニが1本のネジで止まっていようが、そんなことはエンジンの始動とは直接関係がない、とにかくエンジンがかからないことには始まらないのだ。

 ところがどうしてもエンジンが掛からないぞ、キャブレターは絶対に自信がある、燃料フィルターも交換した。プラグも点火している(ハズ)、一回くらいボスッと言ってくれてもいいではないか。猛暑ではないが太陽の下で夕方まで作業をしているとかなり体力が消耗する。今日はそこまでで終わった。しばらくこのままにして、昨日届いたエンジンの整備を先にやってみようか。

 昨夜ラジオのニュースのあとで突然野球中継が始まったので、高校野球がナイターでもやっているのかと思ったらプロ野球が昨日開幕したようだ。最近は4月でなくて3月に開幕するのか、球春という言葉があるが、昼間だけでもうるさいのに、興味の無い小生にとっては嬉しくもなんともない、今やどこでもだれでもテレビが見られる時代、わざわざラジオで野球なんて必要なのか、そのテレビでさえ人は野球中継を見なくなった、一体どれだけの人がラジオで野球を必要としているのか、子どもたちの定時番組まで奪ってまでやることか。


平成30年 3月30日 (金)

 晴れ。昨日冬物の下着を脱いで一晩経ったが特に寒いということはなかった、今日も暖かかった。
    最低気温 7.1℃ (04:05)、最高気温 20.1℃ (14:33)

 いやいや毎日日記ネタが途切れることがないなあ、我ながら驚く。

 先ず、太郎を学童に送る途中、年度替わりだからだろう、学校の一角に廃棄物が集められていた、各教室などから出されたものだろう。その中にキラリと(別に光ったわけではないが)小生のレーダー引っかかったものがある、目をやると、真っ黒に煤けたコンプレッサーとブロア・バキューム。ああ、壊れて廃棄されるのか、でも、これ小生の遊び道具になるなあ、直せるかなあ、もらっていこうかと、職員室の方に顔を出して、事情を話したところ、じゃあ校長先生にお訊きしてみますから、に始まって、何人かの先生を経て(だろう)最後に事務担当の人が出てこられて、現物を見て、そうですねえ、何処から出たのかなあ、廃棄なんでしょうね、でも、調べてみないとなんとも言えませんね、とのことだったので、連絡先を伝えて、帰ってきたところ、後刻、電話があって、たとえ故障していても学校の備品であれば廃棄手続きをとらなければ処分できませんが、調べたところ学校の備品ではないようです、学校としても処分の手間が省けるのでお持ちになって構いませんよとのことだったので有り難く頂戴して帰ってきた。ちょと補足すると、どうも、もう何年も誰も使わずにホコリをかぶっていて邪魔だから棄てようと思ってひとまず倉庫から出しておいた、とその倉庫を管理している先生の説明。学校で購入したものではなくて、誰か(OBか保護者か)が使うつもりで持ち込んだものが結局使われもせず仕舞いで時がたったのだろう。それがたまたま本当に棄てるものの山に紛れ込んだのかもしれない。そしてそれを小生が偶然にも目にしたのだろう、もし、小生が気に留めなければそのまま未来館(ゴミ処理場)行きになっていたのかもしれない。
 
 というわけで、時々回ってくる廃品回収業者のように小生も軽トラックに積んで帰ってきた。そして、電源を入れてみた・・・・オ〜・・・
 
 次に、これ!玩具のつもりで衝動落札、即決価格2,500円、送料1,980円也、これが届いた。なるほどこいう梱包もあるのか(レジカゴにテープが貼ってあったので剥がすと某メジャースーパーのレジカゴだった)。修理が効かないほど壊れていたらちょっと困るし、問題無く動くのでも面白くない、なんとなく整備をしたら動きそうなもの、この程度がいいのである。この程度の価格でエンジンが手に入るのだなあ、田植え機から降ろしたエンジンらしい、それで、これで一体何をやろうと言うのだ、動かすことが目的のようなものだ。オルタネーターと組み合わせて発電機なんか出来ないだろうか・・・まあ、とにかく動くように整備してみよう。

 宮崎のじっちゃいのところでニホンミツバチの分蜂が始まった、ここも今日あたりそとで作業をしているとミツバチがまとわりつき始めた、そろそろハチウトの整備もしなくては。


 晩飯。炊き込みご飯、揚げ出し豆腐、刺し身(ハマチ・・だったか、それからタイのカルパッチョを作った)、豆腐とネギの味噌汁



平成30年 3月29日 (木)

 晴れ。気圧などの周辺環境が変わらないで日々の最高気温が一定の割合で上がってきているのは、これは太陽の位置が北回帰線に向かって刻一刻と変化していることの現れなんだろうか。そこで、いつ冬の下着を脱ぎ捨てるかだが、今晩風呂から上がって着替えを持っていったが、着ないで帰ってきた。ヒートテックを脱ぎ捨てていきなり半袖の下着だ、朝晩がちょっとつらいかな。
     最低気温 2.9℃ (06:43)、最高気温 21.7℃ (14:41)

 我が家のソメイヨシノは昨日開いて今日はまだ三分咲きと言ったところか、それでも枝によってはたくさん咲いている。実は我が家のソメイヨシノには「てんぐ巣病」に罹っていて健康な状態にはない、悪いところはどんどん切っていかなければならないのだろうがそのままにしているので、いずれ全体に広がるのだろうか。

 今日は前の畑の野焼きをした。トマトハウスのビニールが融けるので、ビニールを剥いでから火を点けた。まるで外輪の野焼きのように盛大に燃えて、後は真っ黒な大地が姿を表した。今年はトマトは作らないつもりだ。ナスもキュウリなども植えるのをやめた、道楽が多すぎてなかなか菜園の管理に手が回らない、野菜は片手間では育てられない。お馬さんの馬場にするために場所を空けておこう、というのはまあ嘘だが、そうなるといい。

 ああ、またやってしもた。いつも雑草が生い茂っているところに隠れたホースを刈払機でバッサリやってしまうのだが今回は枯れ草の下をホースが這っていたことをすっかり忘れていた。

 それから裏の畑の準備、昨日堆肥を入れた畑をトラクターで鋤いておいた、しばらく「寝かせて」それからジャガイモ植えだ。枯れ草も燃やしておいた
 
 晩飯。ひき肉と玉ねぎのミジンを炒めてオムレツの中に入れた、シンプルだが非常に美味い、子どもたちも大好きだ、それからジャーマンポテト、コールスロー、昼の残りのそうめんを「にゅうめん」にした。


平成30年 3月28日 (水)

 晴れ。豆札のソメイヨシノの標準木が今日開花した。と言っても豆札には多分ソメイヨシノは我が家の一本だけだと思う、他は皆山桜だろうと思っている。写真に入らない枝ではもう数輪立派に咲いている。この暖かさだ、アッという間に満開になるのだろう。そして、ようやく折った「たかな」を満載した軽トラックを目にすることが多くなった、そろそろ最盛期を迎えるのだろう。農家の軽トラックの積み荷にで季節を表す、この時期は「たかな」、もう少しすると今度は「苗代」そして秋にはコンバインで刈り取ったモミをライスセンターに運ぶ風景。
       最低気温 2.8℃ (05:48)、最高気温 20.2℃ (13:16)

 今は春休みだが、今日は子どもたちが登校した。小学校も中学校も先生方の退任式が行われた。いつもよりちょうど一時間遅い登校時間だった、だから、太陽がずいぶんと高く上がっていて歩いてくる子どもたちが作る影が普段の朝よりもずいぶんと違って見えた。今朝は、先日卒業した6年生も式に参加するために一緒に登校していった、先日中学を卒業した娘も退任式にでかけた。
  写真1写真2写真3写真4写真5写真6
 
 その退任式、小生は小学校の式に参列した、今回は13名の先生方が転任や退職で去られる。小生は太郎のクラスの副担任(という言い方が正しいかどうか分からないが)のT田先生、坂梨小学校当時からずっと続いてお世話になったT口先生が一の宮地区から移られのでお別れに参列した。最後には子どもたち全員がアーチを作ってそのなかを先生方が通ってお別れをした。まさに三月は別れの季節である。
  平成29年度 一の宮小学校 退任式 連続写真 (1/2)
  平成29年度 一の宮小学校 退任式 連続写真 (1/2) 

 午後から、畜協に堆肥を買いに行って、畑に振った。買いに行ったと書いたが、正しくは貰いに行ったである、以前はバケット一杯が500円だったが、最近は無料でくれる。昔に比べて牛の数が減っているにもかかわらず、牛のフンから作る堆肥が余るようだ、とうことは堆肥を使う農業が牛の減少以上に減っているということになるのだろうか。(写真1・写真2写真3
 
 肥料を振ったあとトラクターで一二回くらい鋤こうかと思っていたが、今日は昼からの作業で、時間切れで、それは明日以降だ。
 
 晩飯。キジ焼き丼


平成30年 3月27日 (火)

 晴れ。グングン日中の気温が上がっている。我が家の入り口のソメイヨシノも、明日か明後日には開花するだろう、下界では桜が満開だ、そろそろ終わりだという情報を聞いても全くピンとこなかったが、膨らんだ蕾を見てようやく桜の季節がやって来たという気がする。
     最低気温 4.1℃ (05:59)、最高気温 19.6℃ (14:51)

 太郎は春休み期間中は学童保育にお世話になっており、毎日弁当持ちで出かけている。

 午前中、久しぶりに床屋に行く、何ヶ月ぶりだろう。別に申し合わせたわけではないが、夏子も太郎も今日髪切りに行った。我が家の三人組御用達の美容室が宮地駅の裏手にあるので歩いていは行けないので、夕方、小生が二人を乗せて行って、また迎えに行った。夏子は本人が言うには思いっきり短くしたそうだが、そうなのか、ほとんど変わらない気がするが。太郎も短くしてもらった。
 
 今日は午前中、畑のマルチ剥ぎの締めくくりをして、ざっとトラクターで鋤いておいた、今度は堆肥を振ってからまたトラクターだ。
 
 昼過ぎにDI局御入来。たかな漬けの新漬けを届けてくださった。今年は阿蘇谷の方は生育が遅いと聞いているが、南阿蘇は順調だということで、南阿蘇のご親戚で漬けたたかな漬けだそうで、新鮮でやわらかくピリッと来てしばしああ阿蘇の春だなあという気分に浸った。

 晩飯。煮込みハンバーグ、小生は塩コショウハンバーグ、ポタージュスープ、コールスロー。美容院の送迎で料理の時間が押して、ハンバーグの添え物は無し。


平成30年 3月26日 (月)

 晴れ。日に日に気温が上がっているのが分かる。
      最低気温 2.7℃ (03:31)、最高気温 18.5℃ (15:07)

 春休みに入ったので当分の間、登校児童の見守り旗振りは無い。

 今日も一日畑の整理作業をした。ようやく最低限のマルチ剥ぎが終わった、もう二列くらい残っているが、今回は使わないので放っておいてもいいのだが、いずれはやらないといつまでも土中に残ることになる。
 
 畑仕事の合間に、気になって「こまめ」をちょっといじくる。セルモーターが空回りをするのは、マグネットスイッチが効いていないということなんだろうが、ネットでオートバイだろうと思うが、セルモーターの分解整備の動画があるが、マグネットスイッチとセルモーターは独立しているが、この「こまめ」のマグネットスイッチは何処なんだろう、セルモーターの上に乗っかって一体になっている部分だろうか、これを外してみようという誘惑に駆られるが、簡単にボルトが抜ける構造になっていない、最終的にフライホイルを外さなければその下にあるボルトを取る事ができない構造になっているようだ。となると、このフライホイールの取り外しがまた大変なんだろう、プーラーは持っていないしなあ。まあ、そのうちにやろう。
 
 わからないことだらけだから調べるといろいろなことが分かる。フライホイールにフィンがついているのはどうしてだろうと思ってたら、あのフィンで風を送って冷却するためのようだ、風を送るというより放熱用だろう、「ヒートシンク」なんだろう。
 
 夏子は今日は午後から、高校で入学予定者への説明会があり、保護者同伴ということで母親とでかけていった。
 
 晩飯。豚肉の味噌漬け、コールスロー、ナスと玉ねぎの味噌汁。お姉ちゃんはお腹をこわしたそうで、一食抜き。


平成30年 3月25日 (日)

 晴れ、好天が続く。
     最低気温 0.5℃ (05:23)、最高気温 16.3℃ (14:16)

 今日は一日外で過ごした。昨日送ってきたホンダ「こまめ」のキーを早速使って、エンジンをかけようとしたが、やはりセルモーターがカラカラ回るだけでその力がピストンの方に伝わっていない、セルモーター部分の不具合だろうか。それではと手動でかけようとしたがやはりかからない。そのうちにスターターのヒモが切れてしまった。こうなったらじっくり時間をかけて楽しむことにしよう、ネットなんかで見ていると、これなんかよりもっと真っ赤に錆びたスクラップのような機械を再生させている、勉強になる。外装品を取っ払った姿が美しい
 
 今はそんなことをしている時間がない、畑作りをしなければ・・・・マルチの後片付け、なんとかいい方法はないものかと、いろいろ考えて、今日はマルチがかかった畝をトラクターで一回鋤いて、大まかに切断した切れ端を拾っていったらどうだろうと、やってみたところ、トラクターのロータリー、十分に工夫されて土を細かく粉砕するためにあのカーブが出来ているのだということがよくわかった、一回走っただけで、マルチは想像していた以上に細かく切り刻まれて土にまんべんなく混ざってしまって、それを土を掻き分けながら回収するのに、もの凄い時間がかかった今日は昼過ぎまで掛かってようやく一列終わっただけで、その後はまた従来の方法にちょっと工夫してもう一列がようやく終わった。あと最低二列残っているが、ちょっと腰が警戒警報を出しつつあるので今日はもうやめた。天気が不安定であれば、無理をしてでもやるのだが、ここのところ晴天が続いているので余裕を持って明日に回した。

 お姉ちゃんは友人と(友人のお母さんの車で)光の森に映画を観に行った。
 
 太郎はクラスメートのりょうじ君が遊びに来て二人でゲームを楽しんでいた、歩いて歩けない距離ではないがやはり心配なのでお母さんが送ってきて、ちょうどお昼ころまた迎えに来て帰っていった。みな離れたところに住んでいるので子どもたちだけでの行き来がまだ難しいので非常に楽しかったようだ。

 カミさんは今日も仕事に行ったので、昼は太郎と二人で「阿蘇の風」に蕎麦を食いに行った



平成30年 3月24日 (土)

 快晴。
   最低気温 0.3℃ (06:15)、最高気温 13.4℃ (14:04)

 寒の戻りでここ数日暖かい日はあまりなかったが、ようやく天気が良くなってしばらくこの好天は続くようだ、足踏みしていた春が一気にやってきそうだ。

 午前中、木村豆腐店でオカラをもらって箱石峠を越えてお馬さんの餌やりに行ってきた。 写真1写真2写真3写真4写真5

 午後から、畑作り、いやその前の畑の整理の続きをした。昨日の目論見では簡単にいくつもりだったが、どっこいそうは問屋が卸さなかった。昨日考えた方法は、その年のうちに終わったマルチを整理する時には有効だが、数年放りっぱなしにしてあったマルチにはまるで役に立たなかった。土の中にあったマルチには毛細血管というか神経というか、細かな根などがびっしり張り付いていてとても簡単には剥がせなかった、結局手作業で少しずつ剥がしていくしか方法はなかった、今日は午後から二列だけようやく剥がし終えたが、まだ最低四列残っている。明日中に全部できるだろうか。
 
 ホンダの「こまめ」の鍵が送ってきた、明日早速試すとしよう。
 
 今日は四分団の子供会の6年生お別れ会があり、午後から太郎はカミさんと分団の連中とファームランドに遊びに行って、夕方からそのまま食事会に参加した。小生と夏子は夕食はどうしようか、なにかリクエストあるか?と訊いたところ、ちょっと作るには間に合いそうもないので二人で外食をすることにした。太郎たちが滝室坂にある「よかよか亭」で食事をしているはずだらか、我々は下のジョイフルの隣にある「よかよか亭」にメシを食いに行った。下のこの店はもう出来て数年経つが入ったのは今回が初めてである。


平成30年 3月23日 (金)

 晴れ。
     最低気温 -1.9℃ (05:58)、最高気温 12.3℃ (14:59)

 本日の登校班  写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8
 
 太郎、今日が終業式、一年生としては今日が最後の登校日である、通知表をもらってきた。

 今日の作業の始めは一昨日修理したけど動かなかったKIORIZ AT22G刈払機のトラブルシューティング。組み立ては間違っていない自信はあったがどうして動かないのだろう、もう一度分解してみるかと思いながら、念の為にとスターターを何度か引いているうちに、ブルンと一回鳴った。おお、動くなと思って、何度か引っ張っているうちにとうとう掛かった、動かなかったのは何だったのだろう、いろいろな部品を取っ替えたので何事も「馴染む」時間が必要だったのだろうか、その後は順調に回っている。
 
 まだ腰が少し気になる、ジャガイモは立ったり座ったりの腰の屈伸運動が多い、この春はやめて、秋ジャガイモにしようかと思いつつも、とにかく畑が汚いので植えるにしろ延ばすにしろ、畑はちゃんと整備しておこうかと、もし植えるなら今年は裏の方の畑にするつもりでいたので、整理に取り掛かった。ここにはもう数年前になるが、畑を作って、その後のマルチは剥がないままになっていた。小生は何がイヤかと言って、畑のマルチの片付けほど面倒なものはない、だから、ズルズルと延ばしてとうとう数年経ってしまった。
 
 ここはとにかく風が強い土地なので、マルチをかけた場合は風で剥がれて飛ばないように固く土を押さえる。結果、収穫後にマルチを剥ぐ作業が大変になる。引っ張ったくらいでは剥げないので、スコップを畝に添ってマルチの外側に立てて土を柔らかくしてからマルチを少しずつ剥いでいくのである。
 
 小生はこの作業を十数年やっていて、もっと手っ取り早く出来る方法があることに気が付かなかった。畝に沿ってスコップを立ててそれに体重を乗せて深く土の中に入れる代わりに、畝のマルチの外側にそって、管理機を動かして一直線に耕していけば、マルチが土にはいっている部分の土が柔らかくなって、マルチを剥ぐ作業がずっと楽で早くなるではないか、管理機などは畑を作るときにばかり動かして、終わったときにも動かすことに今の今まで気が付かなかった、本当にアホである。これも腰をかばう方法は無いかと考えて気がついたのである、まさに怪我の功名である。
 
 これで、マルチ剥ぎがスムースに出来て、畑を耕すことが出来るだろう、ついでに畝間に生い茂っていた枯れ草をまとめて燃やすべく寄せ集めておいた
 
 晩飯の用意のためにスーパーに行ったついでに隣のホームセンター「ホームワイド」を覗いたところ、まだジャガイモ種芋がたくさん売られていた、毎年小生が買いに行く頃には売り切れで影も形も無くなっていてネットで注文しているが、ということはまだ、作付けの時期は遅れていないということだ、もう手遅れかと思っていたが、思い出してみると、4月に入ってもまだ大丈夫だったな。よし、とりあえず種芋、買っておこうと、メイクイーンと男爵の二種類の種芋を買っておいた。例年5キロずつ植えるが今年は2キロずつにしようと思って、一旦2キロ分を手にとったが、結局メイクイーンと男爵を3キロずつ買っておいた。今の時期一気に芽が出るので暗いところい置いておかなければなるまい。

 上田秀人の「表御番医師診療録」の11巻目を読んだ。
 
 晩飯。カツオのたたき、出汁巻玉子、シウマイ、ワカメの酢の物、豆腐とニラの味噌汁、イチゴ。今年はイチゴが高いと思っていたが、ここにきて、高いやつは相変わらず高いが、非常に安くなって、しかも甘い。


平成30年 3月22 (木)

 まるで冬に逆戻りをしたようだ、甲信地方では大雪になってるそうだ。ここ阿蘇も山々が冬のように雪をかぶった
    最低気温 3.5℃ (07:11)、最高気温 7.2℃ (14:46)

 本日の登校風景 今朝はもう6年生はいない。 写真1写真2写真3写真4
 
 太郎の登校班も今日から(更にこの先3年間も)この班長と副班長の二人だけの登校班になる(さらにその先は太郎一人になるはずだ)。
 
 今日は一の宮小学校の卒業式があった。太郎が言うには、全員で君が代斉唱をして六年生は「仰げば尊し」を歌ったそうだ(先日の夏子の中学校の卒業式では「仰げば尊し」はなかったそうだ)
 
 今日は阿蘇文化調査研究会の例会が役犬原小学校跡で行われた。来年度もいろいろとテーマはありそうで楽しみである。坂梨宿を巡る計画もあり、小生が担当になりそうである。
 
 午後からは、外はまだ雨空が少し残っており気分的に外で作業をする気分にはなれないので、特に何もせず。

 本当は今日の日記の一番最初に書くべきことかもしれないが、時系列で日記を書いているのでこの位置になった。夏子の高校入試の二次募集の結果が書留で届いた。都会だと午前中に届くのだろうが、田舎は例によって夕方近くになった。二次募集は面接試験だけで、一昨日その面接試験があった。小生なんか、逆立ちしたって落ちないと思っていたが(この文章、使い方として間違っているのは分かって書いているのだからな)、それでも本人は落ち着かなかったようで、特に今日は午前中、郵便屋さんが来ないので気にしていたが、夕方近くなって合格の通知が届いて、ヤッホーと言って喜んでいた。よかった、よかった。阿蘇谷唯一の公立高校「阿蘇中央高校普通科」に行くことになった、さあ心置きなく勉強してくれ。
 
 晩飯、カミさんは年度末近くて遅いので改めてお祝いをするとは思うが、取り急ぎ、ちょっと心ばかりのお祝いの晩餐風にした。夏子は普段は写真に入らないが、今日は特別の日だからカメラに収まれと座る場所を変えた。写真1写真2
 ポトフ、ケーキ、イチゴなど


平成30年 3月21 (水) 春分の日(春季皇霊祭)

 お彼岸だ。らしくない天気だった。小雨降るなか国旗を揚げた。
     最低気温 4.2℃ (02:59)、最高気温 10.4℃ (15:23)

 今の時期の我が家の春の花「梅の花、桜の花(さくらんぼ)、沈丁花、水仙」これらが一緒に咲く時期はほんの短い間だけだ、桜も梅もすぐに終わる。お仏壇にそれら花とオハギを供えた。

 阿蘇山で孤立型微動が増えているそうである、火山性微動と孤立型微動との関係がよく分からないがちょっと気になる。この時間NHKも地元紙も何も言っていない。

 注文したものと違う刈払機の燃料ホースについては、返金をしてもらうことになったが、その部品の扱いについては触れられていなかったので再度照会したところ、折返し返事が来て適当に処分をしてくれとのことであった。となると、古い部品と新しい部品の一部を組み合わせると改めて注文をし直さずに済みそうだ。また注文して何日もかかるより Time is money だ。
 
 早速、間違って届いたホースを抜き取って古い方の3穴のグロメットに入れ替えた、一本足りないホースは、新しい方のホースが長いので、切断してその部分を補って三穴の新しいグロメットを作った。もともと新旧のグロメットの径が違って、取り寄せた方のグロメットは使えなかったのだ。グロメットとは本当の意味は知らないが、ゴムで出来た仕切り栓でその栓に穴が開いていてホースが通っている。要は液漏れを防ぐ部品である。
 
 いつも思うのだが、分解よりも組み立てのほうがずっと難しい、というより時間がかかる、特にグロメットを嵌め込むのが大変だった、燃料タンクに開いた穴にその穴より一回り以上大きなゴムの栓を嵌め込むのだから、満身の力を込めて必死の思いで何度も失敗してようやく嵌める事ができた。しかし、一度出来ると、要領というものが掴めて、一旦外してまた嵌めるのにはそう時間がかからなかった。
 
 ということで、この刈払機、何処と何処を直したのか忘れてしまった。確か、ダイヤフラムやガスケットを交換したのだった、それから、エアフィルターのスポンジも交換した、それから、プライマリーポンプも交換した、そして、今日の燃料ホースだ、これで完璧だろう。
 
 ということでエンジンを掛けてメデタシメデタシで終わるところだが、エンジンがかからないぞー。プライマリーポンプはしっかりと燃料を汲み上げている、プラグも濡れている、キャブ本体を換えたわけではないのでネジ調整も不要だろう・・・あとは何だ、点火コイルか?今日は夕方になったのでもうやめて、明日以降ゆっくりトラブルシュートだ。(写真1写真2写真3写真4
 
 太郎、水泳教室。


平成30年 3月20 (火)

 ずっと霧のような細かな雨が降っていたような・・・あまり気温も上がらず・・・
     最低気温 5.7℃ (但し19:45時点、夜に入って下がってきている)、最高気温 13.7℃ (00:00)

 明後日の卒業式の日程で、全学年が揃って登校するのは今日が最後になった。このなかの何人かが卒業していく。 写真1写真2写真3写真4

 太郎の豆札・鬼塚第七班も今日が最後である。(写真1写真2)。そしてその第七班の6年前(H24(2012)/4/15)の登校班記念撮影、太郎は当然まだこの中にはいない。

 小生は、行進曲や軍歌などの単純明快な曲は好きだが、学校の校歌もどちらかと言えばこれらに属する。坂梨小学校の校歌は卒業生ではないが心に響く物がある、なかなか名曲である。そして、太郎が通っている統合後の一の宮小学校の校歌なんだが、この校歌に接する機会がなかなか無い。太郎に歌ってみろと言って歌わせると大体は分かるが、途中で音がずれて、どうしても推量できない箇所がある。アイツは音痴だ。何とかちゃんとした歌をきいてみたいと思っているが、インターネットの小学校のホームページには歌詞はあってもメロディーが無い、小生が思うだが、一の宮小学校と一の宮中学校は同じ敷地で隣接しており、小中一貫教育までは行っていないが、小中連携教育が行われている。そこで提案なんだが、中学校の吹奏楽部のレパートリーに小学校の校歌を入れて、節目節目で小学校で演奏してやれば、小学生も喜ぶし、中学に上がる子どもたちの吹奏楽部への勧誘にも効果があると思うのだが、是非実現して欲しいと思っている。
 
 話が飛んでしまった、太郎が音痴なので親はなかなか校歌を覚えることができないので、旗振りの時に、MちゃんとRちゃんの二人連れに声をかけて、ちょっと歌ってもらって大体わかったが、録音をしなかったのでいまひとつはっきりしない。こんど、スマホで音声を録ってこようと思っているのである。ついでに、通学路で阿蘇山をバックに皆で校歌を歌う映像を撮ってみたいと思うが、そんなことをしたら学校から怒られそうだ。

 午前中、太郎の傘を二本、骨接ぎをする、もう捨てたほうが良いようなやつだが、なんだか意地で再生させているようなものである。

 続いて、昼から、ようやく部品が届いたのでチェンソー(ハスクバーナ136)の遠心クラッチの修理をした。注文から一月以上かかってしまった。(写真1写真2写真3写真4写真5

 晩飯。肉ジャガ、出汁巻玉子、焼売、豆腐とネギの味噌汁。


平成30年 3月19 (月)

 静かに雨が降る一日だった。
     最低気温 10.9℃ (04:46)、最高気温 15.8℃ (13:49) 
 
 登校風景。カメラのスイッチを入れようとしたが入らない、シマッタ、壊れた方のカメラを持ってきた、似ているので間違った、だから今朝の写真は無し。今朝はやわらかな春の雨が静かに降っていた、登校班もに三〜四組が通っていった。
 
 家に戻って、カメラなどという精密機械は先ず分解が大変なうえに自分で直すことなんで出来ないだろう、メーカーだって(値段が値段だから)もう修理してくれまい、スイッチのところだからこの部分をむき出しにして、つないでやるようにすれば、動くはずだと、スイッチ部分をこじ開けて、ああ、そうだ、電池を抜いておこうと思ってフタを取ったところ、電池が入っていない!いつも使っているやつでなくて、もう一台の何処かが悪いカメラで、今は使っていないほうのカメラを持っていって、電源の操作ボタンが今のカメラのつもりで動かそうしていたのだ。スイッチ部分をむりやり壊してから気がついた、そこはシャッターと遠近の操作ボタンだった、電池を入れて他の場所にあるスイッチを入れたらちゃんと動く、でもシャッターを壊してしまった写真を撮ることができなくなった、完全に使い物にならなくなった、ジャンジャン、アホ(ライブカメラとしては使えそうだが)。

 小生が乗っている軽トラックはスバルである、そのスバルからリコールの案内が来た。先方に地元の業者で構わないかと問い合わせたところ、構わないと言う。今日その部品が届いたそうで石田オートで交換してもらった。この部品はクランクプーリーで、実は去年の6月に不具合があって石田オートで交換している。しかしこのときはまだ対策前で、古い部品を交換しているので、今日改めて新しい部品を交換してもらって、その分の費用は返金してくれるということでスバルから手続きをした旨の連絡が入った。

 チェンソーの部品と刈払機の部品、ネットで注文してあったもの、注文日も注文先も別であったのに、今日同時に到着した。二つともChinaからである。時間がかかったがAirMailとある、数百円のもの送料無料で送ってペイするのだろうか。
 
 ひとつは、チェンソーの部品のクラッチドラムと遠心クラッチ
 2/16日に注文してようやく今日届いた、実に一ヶ月以上かかった。それでも実に詳細に商品の流れがわかるようになっているので、急ぐものでなければ安心していられる。けしからんのは日本の郵便局である、昨日の朝8時に受け入れておきながら配達は今日の夕方近くである。昨日は日曜日だから「お役所」は休みなんだろう、相変わらずの殿様商売だ、直線で2キロくらいだろう、何時間掛けるのだ。
 
 もうひとつは、刈払機の燃料ホース。これは注文したのが3/7だったので、クラッチよりは少しは早かった、ところが、注文したものと別のものが届いた。注文したのは燃料ホースなど三本のホースからなる部品なのに、届いたのは二本のホースの部品。早速Amazonにその旨をメールしておいた。
 
 それから 昨日、ホンダ宛に「こまめ」のキーについて照会したところ、早速今日返信があり、意外や意外、キーだけでも、ユニットごとでもまだ在庫が少しあるとのこと、キーだけだと380円、ユニットだと4540円だそうだ、勿論キーだけで良いわけで、明日早速取扱店に電話してみようと思う。諦めずに問い合わせをしてみるものである。
 
 今朝なんか、安倍総理の支持率が急降下したと新聞などマスコミは大ハシャギの論調だが、一体マスコミや野党はどうしたいのか、野党が言うのはまあそれが商売だからそしてその程度の者の集まりだから良いとして、辞めろ!辞めろ!で、ただ辞めさせたいだけなのか、それだけが目的なのか、よく考えてみろよ、その後はどうするかまで考えて言っているのか、芸能人の人気投票じゃないんだから、そこまで考えて言ったほうがいいよ、結局は回り回って自分に還ってくるだけだよ、まあ野党に政権が移ることは無いだろうが、政治・経済の安定性を欠くのは間違いないだろうよ、小生はオリンピック開会式に出席をしたことで支持をやめたが、権力闘争で安倍総理に代わる人が出てきて今の好調な経済状況が続くだろうか、外交はどうなるのだ、「もりかけ」問題だけやるために、国民は国会議員に高い歳費を払っているのか、マスコミの印象操作に踊らされて単なる好き嫌いだけで政治の混乱を面白がるバカな奴らが世の中にはホントに多いとつくづく感じる今日このごろである。

 最近読んだ本、ここのところ上田秀人のいくつかのシリーズものが面白い。坂崎空也は、これはもう半分惰性のようなもので、小生は見ていなかったが国民の多くが水戸黄門をみていたようなもので、それでも、居眠り磐音から脈々と続く物語、最初から読んでいるだけになかなか離れがたい、初めて読む人には可もなく不可もなしだろう、小生は五島列島には行ったことがないので、今回の坂崎空也を読んで一度行ってみたくなった、イメージ的にはもっと遠いところだと思っていたが同じ九州は長崎県だ、ここからでもそんなに遠くはない。

 晩飯、鍋。決して寒かったわけではないが、それでもじっと座っているとなんとなく気になる気温で自然と抵抗なく鍋にしてしまった。


}平成30年 3月18 (日)

 晴れ。風が強かった。
    最低気温 00.0℃ (06:00)、最高気温 17.7℃ (14:49)

 我が家の三人組、夏子の友達が、春から鹿児島の高校に進むことになって、その「お別れ」で、福岡県境にあるアミューズメントパーク「三井グリーンランド」に母親の引率ででかけていった。

 小生は、ホンダ「こまめ」F210の分解整備で一日を過ごす。今日は暖かかったが風が強くて部品が飛ばされそうだった。
 
 昨日、エアフィルターを外そうとしたところ、燃料タンクが邪魔をしてボルトが抜けなかったので、今日は燃料タンクを外してから、エアフィルターを留めている長ボルトを抜いたところ、このボルトはキャブレターと共締めになっていて、キャブレターも取り外すことになる。更に、キャブレターと一体になったエルボー状の部品も外すと、その先はシリンダー方向に続いていて、中を除くと何やら部品が見える、ははあ、これが吸気バルブだな、とシャフトというのか、手で回すと、ピストンがそれほど大きくではないが、左右に動いている、なるほど。(というともうひとつ排気バルブがあるはずだが、今日はそこまで見なかった)

 キャブレターを分解してフロートチャンバーを外してみたが、中は案外とあっさりしたものだ、ジェットニードルはちょっと外しにくかったので外さなかったがあまり汚れていないのでクリーナーを吹きかける程度にしておいた。
 
 エンジンがかからないのは汚れもいないし、多分キャブレターのせいではないだろうという気がしている。
 
 だから、ざっとクリーニングしてもとの姿に組み直した。さあ、これでエンジンは掛かるだろうとリコイルを引っ張るが全く掛かる気配はなし、ということは、結局のところ、間に合わせて使っているキーがちゃんと機能していないのだろう。
 
 そこで、キー周りを分解してみた。破壊することなく、エンジンキー周りを分解できたが、結構キーユニットはデカイ、単にちょっと回すだけでは無さそうだ、少なくとも回転部分は二層にはなっているのではないだろうか。表側の部分をドライバーなどを突っ込んで回すとセルモーターが勢いよく回る、しかし只シャーという音をたてて回るだけで、それでピストンを動かしているように全く見えない、やはりその部分は奥の二層目にあるのではないだろうか(などと知りもしないくせに思っている)、この部分がつながらないと、リコイルを引っ張っても回路が出来ていないのではないだろうかと思うのである。
 
 ホンダ「こまめ」F210 分解整備 記録写真

 ホンダへ照会文を送っておいた。
 「キーを紛失した、出来ればエンジーキーユニットを交換したいのだが、もうメンテナンス期間を過ぎているので部品の供給はしていないだろう、仕方が無いので直結で始動したいが回路が分からない、回路図を送ってほしい。」と言った内容、でも多分、「ありません」、で終わるだろう、ダメ元だ。
 
 今日は点火コイルの方は触らなかったが、数年前には動いていたことでもあるし、だから、という根拠は無いが、これが壊れている可能性は低いのではないかと思う。そうか、点火コイルのラインから逆に当たれば、直結すべき線が分からないだろうか。

 ということで、エンジン復活とはいかなかったが、それはそれで楽しい一日だった。
 
 昼にはずいぶんと久しぶりに「阿蘇の風」に蕎麦を食いに行った。


平成30年 3月17 (土)

 久しぶりに朝ほんのちょっと冷え込んだ、そして、熊本市で桜が開花したそうだ。ここにはいつやってくるのだろうか。
     最低気温 -0.8℃ (04:15)、最高気温 14.8℃ (15:10)

 朝の餌やりに余生馬牧場オープンセサミに出かける、途中木村豆腐店でオカラを貰って持っていった。ここのところ腰痛の復調が遅れていて、屈伸運動はちょっと響くのでボロ拾いはせずに、賞味40分くらいの滞在で餌だけやって帰ってきた。坂梨に戻ってくると、気持ちよさそうに放牧牛馬が草を喰んでいた、この町古閑牧野は外輪上でなく外輪の下に有るので真冬でも通年放牧をしている。 写真1写真2写真3

 管理機(耕運機)、ホンダ「こまめ」F210が物置の奥の奥にいろいろなモノ埋もれているので、今日は昼からその管理機を引っ張り出した、まるで大掃除のようになった。

JLZの助言で、ホンダこまめF210のエンジンキーは別にシリンダー錠でも無さそうだし、極端に言えば何でも良さそうなので、家の中にあったなんとなく合いそうな鍵を見つけて、挿してみたところピッタリではないが回る!一発で会う鍵に出合った。我が家には引き出しの中に廃車した車のキーや訳のわからないキーが捨てきれずにいくつも入っている。試しに自転車のキーもなんとなく合いそうなので、挿したがこれは駄目だった、偶然に一番最初に合う鍵にぶつかったというわけである。

早速、先日買ったプラグテスターを繋いで「運転」に合わせてスターターを引くと、テスターがピカピカ光っている、オーやったじゃん!と、少し燃料を入れて、掛けてみたが全く掛かる気配がない、次なる手は、キャブレターにクリーナーを入れて掛けてみようと思って、エアクリーナーを外そうとしたが、これが簡単にはハズレない、ボルトが一本燃料タンクにぶつかって抜けない。

となると、燃料タンクまで外さなければならない、そう言えばyoutubeでこまめf210のメンテナンス動画があって、その動画の最後に、ホンダは整備性が悪いと聞いていたがホントだなあと動画投稿者の感想が載っていたが、たしかにそのような気がする、エアフィルターくらい簡単に外せるようにしておけよ。今日はそこまではせずに、エアフィルターの隙間からキャブレタークリーナーを吹き込んでエンジンを掛けてみたけど、やはり駄目である。

もしかしたら、キーは回っているだけで、回路がつながっていないのかも、と思って、試しに停止位置にキーを合わせて、スターターを引っ張ると、停止位置なのに、プラグテスターが点滅している。オイオイ、ということは、エンジンスイッチとは関係なくスパークはするのか、その先の回路で運転・停止が決まるのか?そうかなあ、でもオカシイなあ。

今日はちょっとだけ「ご挨拶」程度にいじるつもりが、だんだん、ハマりだした。よし、キーボックスあたりを分解してみようじゃないか、とネジを外していると、何ややら黒い箱が・・・バッテリーだった、なんだこんなところにバッテリーがあったのか、どおりで何処を探してもバッテリーが見当たらなかったわけだ。セル付きでバッテリーがなくても掛かる方式でもあるのかと思っていたがようやく安心した。

当然このバッテリーは死んでいるので、手持ちのバッテリーで試してみようかと、予備バッテリーをつないで「始動」位置までキーをひねると勢いよくセルモーターが動き始めた、緩めると止る、やっぱりこのキーは機能していることが分かった。

ただセルモーターを回してもエンジンはかからない、とういうことで、改めてキャブレターの分解整備という楽しみが出来た。こういうタイプのキャブレターはダイヤフラム方式でなくてフローティング方式のようだ、開くのが楽しみである。
写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8

 夏子、吹奏楽部のお別れコンサートで学校の体育館で最後の演奏をしてきた。コンサートと言っても卒業生と在校生との内々のコンサートだったと思う、その後で、食事会やカラオケなどがあって、夕方からピアノのレッスンで三人組はでかけていった。


平成30年 3月16 (金)

 雨のち曇り。もうサクラが開花したところもあるようだが、ここは昨日までに比べると気温が少し低くてちょっと肌寒さを覚える一日だった、それに明朝は氷点下の予報が出ているので夜になって久しぶりにストーブを焚いた。夜の間少し燃やしておけば明日の朝は寒い思いをせずに済むだろう。
   最低気温 5.2℃ (但し、19:15時点、夜に入って降下中)、最高気温 13.8℃ (05:31)

 本日の登校風景 アメニモマケズ、カゼニモマケズ(風は吹いていなかったが)、太郎たちの登校班の7班は登校していった。途中で薫くん、忘れ物をしたようで、走るのに傘が邪魔だと見えて、隆馬くんに傘を預けて雨の中を走って取りに戻って、しばらくしてまた皆に追いついて登校していった

 今日は特に作業はなし、ネットで修理作業や工作の動画をいろいろ見て次なる工作のイメージトレーニングなどをした。
 
 晩飯。グリーンピースが売っていたので、豆ごはんを炊いた、ブリの塩焼き、豆腐の揚げ出し、豆腐とワカメの味噌汁。 二人とも揚げ出しをつくってやると喜ぶなあ、グリンピースも昔は嫌いだったようだが、豆ごはんは大好きである、ブリの塩焼きも美味しい美味しいと喜んでくれる、言うことなしである。


平成30年 3月15 (木)

 晴れ。
     最低気温 4.8℃ (06:22)、最高気温 19.2℃ (13:28)

 本日の登校風景 写真1写真2写真3写真4写真5写真6

 なごみ野の親父がトラクターを借りにやってきた

 刈払機のオーバーホール、ダイヤフラムなどの部品が大体揃ったので、今回はあまり詳細写真を撮っておらず組み立て手順を忘れるといけないのでキャブレターの組み立てをした。プライマリーポンプも交換した。あとは燃料ホース関係だが、これがChinaからで、輸送に時間がかかっている。 写真1写真2写真3
 
 今日はちょっと腰が重かったなあ。

 晩飯。麻婆豆腐、エビチリ



平成30年 3月14 (水)

 昨夜から全くストーブの火を焚かなかった、今朝も起きた時に寒ければ焚こうか思ったが室温は20℃はあったので、焚かずにおいた。薪は最初の焚きはじめが面倒なのだ。それにしても一冬に小生が運んできて作る薪の量はすごいものがあるのだなあ、数トンだな。日中も気温がウナギ登り、熊本市ではそろそろサクラの便りも聞かれようという状況だ。
     最低気温 2.7℃ (06:35)、最高気温 19.4℃ (15:22)
 
 本日の登校風景 写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8写真9

 うぐいすが啼き始めた、ボンの散歩から帰ってきた時に家の前の茂みの中から聞こえてきた、その啼き声、まだササナキをようやく卒業したくらいで下手くそだった。ひばりはもっと前から啼いている、南阿蘇の牧場に行った時、まだ地面がガチガチに凍っていたころだが、もう空高くひばりの鳴き声が聞こえていた。
 梅もかなり咲き始めた、水仙も咲き始めている、沈丁花ももうすぐだ、そんな春の訪れに、娘、今日第一志望の難関校の発表は「サクラチル」だった。
 
 朝、母娘して熊本市まで発表を見に行った、小生からすると非常に勇気ある行動だ、小生だったら絶対に行かなかっただろう、小生には始めから結果はわかっていたからだ、ここ数ヶ月、珍しく一生懸命勉強はしていたが、小生には客観的に手遅れだということは分かりきっていた、マグレが通じないことも分かっていた(本人はもしかしたらという一縷の希はあったのだろうか)、それでも実際にカミさんから駄目だったとメールが入った時にはやはり親として可愛そうだなあと、心が痛むものであった、あの発表の掲示板の前で自分の番号がない時の頭が真っ白になった経験、この歳になっても思い出す。本人は表面上はあまりめげているようには見えないが。
 
 このような場面はこれから先の長い人生でまたいろいろな形で何度も訪れるのだろうなあ。大事なことは今日の発表の時の「悔しい」という気持ちを忘れないことなんだ、今回はまだゴールではなくてスタートラインなんだから、真価を問われるのはこれからだぞ。まあ、己に照らすと、喉元過ぎれば・・・・になるのだろうけど、この失敗を糧にしろよ、これを教訓にnext stage 頑張れよ。
 
 その next stage だが、熊本市内にある私立は合格している、またすぐに地元の県立高校の二次募集があるので、小生はもともとここにしろと言っているのだが、どちらを選択するのだろう。

 ところで、この「サクラチル」だけどいまでも使われているのだろうか、もともと電報用のコトバなのだが。小生の頃は固定電話もまだあまり普及はしておらず、電報全盛の時代で(我が家には無かったのでご近所で借りていた)、合否の発表の場に臨時ブースが出来ていて、学生なんかがアルバイトで合否通知の電報受付の商売をやっていた。だから漢字で「桜散る」でなくてカタカナで「サクラチル」じゃないとけいないのだ。今日、この下りに「サクラチル」でなくて「サクラサク」を使いたかったが・・・・

 腰痛、かなり良いペースで回復しつつあるようだ、「腰の存在」を忘れてきている、痛みがあまり気にならなくなってきた、一時はどうなることかと心配だったが肉体の回復力まだまだ捨てたものではないようだ、今回のことイエローカードで済めばいいが。
 
 先日、吹き飛ばした刈払機のキャブレター内のインレットスクリーンが届いた。全く別の機種用で大きさも分からなかったが、多分、こんなもの、ほとんどどこでも同じだろうと思って注文して正解だった。
 
 太郎、水泳教室。 
 
 晩飯、チキン南蛮。


平成30年 3月13 (火)

 穏やかに晴れる、もう汗ばむほどだ。
     最低気温 1.6℃ (06:26)、最高気温 17.1℃ (14:22)
 
 本日の登校風景 写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7

 手元にホンダ耕運機 「こまめ」F210の 動かないやつがある、モチロンもう現行モデルではない。数年前になるが、お向かいの家が転出して、立ち退き後の家屋を取り壊す時に、この耕運機もその取り壊し建屋に埋もれる運命にあったのを貰ってきて物置に放り込んでおいたやつだ、その頃までは普通に動いてたのでまだ使えると思う、最近の「勢い」でそのうちにエンジン周りを分解整備をしようと思っているのだが、この「こまめ」、キーが無くて操作できない。これはセル付きという機種のようで、バッテリーがあればキーだけで始動出来るモデルのようだ、リコイルの紐もあるので手動でもエンジンを掛けられと思う。しかしキーがないので、イグニッションユニットを壊して中の配線を直接繋ぐ必要があると思っている。キーを差し込むところに、「停止」、「運転」、「始動」というふうに三段階切り替えられるようになっているのだが、「停止」は分かるとして、「運転」と「始動」の区別はなんだろう。小生が想像するには、多分、「始動」位置にキーを回すとバッテリー経由でエンジンを掛けて、エンジンが掛かった後は「運転」位置キーを戻すと、バッテリー経由の回路から離れて、勝手に点火コイルで燃焼工程をおこなうのだろう。ということは、最近の電子制御の車は別として、初期の頃の車ならガソリン車でもバッテリーは無しでエンジンだけは掛かる理屈だだろう、電装品は使えないだろうが。

 我が家にはまだ整備する家電はあるな、電気掃除機が調子が悪いからとカミさんはさっさと新しいやつを買ってきたが、これも別に完全に壊れているわけではなくて、ときどき運転を停止して、何かの調子でまた動き始める、吸引力も弱い、これなんか分解して清掃してやればもとに戻りそうだ。

 ここ二三日、やたらと腰が痛い、四六時中痛いのではなくて普通に動いている分にはどうということはないが、座っていて中腰になる時、ちょっと体をひねる時、前かがみで何かをしようとすると、腰に急に力が抜けるような痛みが来る、立ち上がるときも要注意だ、これが世に言う「腰痛」なんだろうな、初めてのことだから、慢性にならないようにしばらく静かにしていようと思うが、皮肉なことにここ数日天気がいい、いろいろやりたいことがあるが出来ない。ジャガイモの畑もやらないといけないんだけど今の様子だと出来そうもないなあ。先日の排水詰まりで、妙な姿勢でしゃがんだり立ったり狭いところに首を突っ込んだり、を繰り返したのが良くなかったのだろうか、木に登ったりするのはヘイキなんだが。

 夏子が何休みというのか分からないが「休み」なので、昼飯の心配までしなければならない、卒業したのだから、もうオマエなにか作ってみろよと言うと、今月いっぱいは中学生だから、高校に入ったら少しはやるね、と言う、確かに卒業証書には3月31日の日付が入っている、先付証書だった。なんだ小生、昼と夜の献立を考えなければならないのか。それで改めて考えてみると給食があるのは中学校までで、高校になると弁当持ちになるんだ、でも弁当作りは朝だから、母親がやるのだろうな、オレは知らんぞ。因みに今日の昼は「焼きうどん」を作ってやった。

 晩飯。ロールキャベツ


平成30年 3月12 (月)

 晴れ。昨日は野焼きの煙で見えなかったが、野焼きの跡が真っ黒になっていた、ただ、仙酔峡下の斜面が焼かれていないなあ、どっちみち通行不能だから今年は無しか?往生岳も米塚も真っ黒になっていた。
写真1写真2写真3写真4写真5
    最低気温 -1.2℃ (07:05)、最高気温 15.1℃ (16:09)

 登校風景  気持ちのいい朝で子どもたちの声も自然に弾んでいた 写真1写真2写真3写真4写真5写真6

 中学校、卒業式が終わったので、在校生はまだ学校があるが、夏子たちは早々ともう春休み(という言い方が正しいのかどうか分からないが)、まだ高校入試が控えているが(第一弾は駄目だと本人は発表を待つまでもなく思っていて、公立校の2次募集待ち状態)、のんびりしたもので、今日は友だちと友だちのお母さん運転の車で別府市にある 城島高原パーク(遊園地)に出かけていった。

 小生、先日注文してあった刈払機のダイヤフラムなどの消耗部品が届いたので、ひとつ綺麗にしてから組み立てようかと思って、玄関先で洗っているうちに、うっかりして、キャブレター内にある燃料の濾過用の小さな網(インレットスクリーンと言う)をエアで吹き飛ばしてしまった。シマッタと思って探したところ、運良く地べたに落ちているのを見つけることが出来てホッとした、ああ、気をつけなきゃなあと思いながら、もう一度そのシーンを再現してみよう、今度は飛ばないように半分指で抑えて、と思って吹いたところ、また何処へ飛んでいった。今度はいくら探しても見つからない、ああ、ドジッてしまった。自衛隊の空薬莢探し、砂のなかの針探しではないが、やらなきゃ良かったのにバカである。仕方がないのでまたまたネットで探して注文しておいた、精々100円くらいのものだが、送料や振込料などで600円くらいかかってしまった。その後も、未練がましくそこを通るたびに目を皿にして探すが無い!
 
 で、絶対に必要な部品かと言うと、そうでもないような気がする、燃料がキャブレターに来る前に、一旦燃料フィルターを通ってくるので、インレットスクリーンまでゴミが来ることはそうそう無いと思うのである、今までいくつかキャブレターを開いてみたが、どれも、インレットスクリーンは綺麗なものである。だからイザとなったら「無し」で組み立てても良かったのだろうが、ただあるべきものがないということが面白くないだけだ、もしそれで使っていて不具合が生じたら、また分解して掃除をすればいいようなものだ。今回の要らざる出費は授業料だ、そう思ったら安いものだ、プラス思考、プラス思考。

  今日の「なんでもや風師庵」、昼から「なごみ野」の枝打ちに出動、万一を考えて安全ベルト装着で樹の上に登る。この冬は全部で三回くらい出動したろうか、この冬はこれでオシマイ。

 軽四輪の任意保険の更新手続きをネットでした、カミさんが乗り換えた際に、車検をやったばっかりだったのでそのまま残しておいたが、一年で400キロくらいしか乗っていない、車検が今年の確か11月ころだったかまたやってくる、さて、どうしたものか、コスト的には要る時だけ借りればいいのでレンタカーの方がいいのだが、急に乗ろうとする場合には間に合わないしなあ。

 晩飯。炊き込みご飯、到来物ヤマメを焼く、豆腐の揚げ出し、だし巻き卵、里芋とネギの味噌汁


平成30年 3月11 (日)

   最低気温 -1.2℃ (06:22)、最高気温 13.6℃ (14:30)

 何回延期されたのだったろうか、二回だったろうか、ようやく今日は素晴らしい天気になって、文句なしの野焼き日和になった。もともと阿蘇山麓一帯と北外輪山一帯の野焼きは実施日が少しずらして行われるが、雨天順延の結果、今日の同日開催になり、朝のうちは山が綺麗に見えていたので家から写真が撮れるなと思っていたところ、阿蘇谷一斉の焼きの煙で、山が、そして、野焼きの炎も全然見えなかった。場所によっては飛んできた真っ黒な燃えカスが山程積もっていた。

 まだ野焼きが始まる前の時間、穏やかな天気でしか飛ばない熱気球が内牧から飛んできた、緩やかな風向きでだいたいこの付近におりる(写真1写真2)。

 今朝は夏子も太郎も散歩に付き合うと言って一緒に付いてきた、それだけ気持ちのいい朝だったのだ。

 その後、小生はと言うと、流しの排水の復旧工事で今日も今朝から排水口に取り付いた。昨日の内に台所の排水口を見つけることが出来て、そのトラップ付き排水口の構造もわかったので、楽な気分で作業に入った。
 
 その作業の前に、二階のトイレの水詰まりを直した。ここは流し台では役に立たなかった「スッポン」が役に立って、すぐに詰まりを解消することが出来た。
 
 さて、流しの排水枡だが、トラップのU字管のどのあたりに台所からの水の出口があるのかが、パイプの径が小さい(50A)ので上から見ただけでは、汚れていることもあってよくわからず、先が曲がった針金で引っ掛けてようやく場所を特定することが出来た、思っていた場所よりずっと上の方だった。ところが、穴の径が小さいのでグリグリやるワイヤーの先端部分を水平に横穴に差し込むことが出来ない。
 
 そこでまたしばらく考えて、先端を椅子に座らせるような形でガイドを作ってそれに座らせて上からまっすぐ降ろして、穴の位置に来たらそのまま水平移動させてグリグリの頭を横穴の入り口に差し込むことが出来た、ところが、もうそこで穴が詰まっており、その先に進まない。
 
 結局、結論から言うとと、パイプの詰まりは排水管の一番最後の部分の排水枡のU字管につながる場所だったのである、そこから相当の区間がガチガチに固まっていたのだ。今回のことでわかったことは、パイプ洗浄剤はシンクの真下にトラップ(S字管というかU字管というか、水が少し溜まる場所)が付いているタイプの排水管には有効なのかもしれないが、外部排水管の入り口に付いてる(つまりシンクから一番遠い場所)タイプではあまり効果が無いのだろうと思う(トラップをシンクの真下と一番最後の二箇所に付けるのは意味がないそうである、まあそうだろう)。
 
 グリグリヘッドを水平に押し込む方向に力を加えることが出来ないので、グリグリワイヤーの頭がどうしても奥の方に入らないので、諦めて太い番線を持ってきてなんとか少しずつ入れてそれで突いているうちになんだか少しドロリとした真っ白なものが出始めた、シメタ!である、それを更に何度か繰り返した後、室内に戻ってシンク真下のパイプの口からエアガンを打ってみた。その影響が排水口に現れるかどうかレポートをくれるように太郎に頼んでおいて、ドカンと二三度やったところ、突然太郎の悲鳴が・・・何事かと窓から顔を出してみると、穴の周りは白い噴出物が爆発的噴火状態にたくさん散乱していて、太郎の洋服などにもそれがたくさんかかっている。まさかいきなり結果が出るとは思っていなかったので太郎に注意をしていなかったが、貫通したのである。ああ、ようやく貫通したのだ、水が滔滔と流れてる。ああ、ご先祖様にこのトンネル貫通の喜びを味わってもらいたかった。噴出物はまるで石鹸の塊のように大きくて硬くなっていた、これでは少々遠くから突いてもその壁は壊れなかっただろう。小生にはそれほどの下水の腐敗臭は感じなかった(もしかしたら本当に「石鹸化」していたのかも知れない)が太郎はオエオエと言っていたので、全部脱がせて小生のツナギと一緒に洗濯機に投げ込んで洗っておいた。

 いやいや今回は苦労した。先年の熊本地震の時の水道管破裂の復旧、そして今回の排水口の詰まりの復旧工事、さあ、どちらでも来い!である、またまた仕事のレパートリーが増えたなあ、なんでもやります風師庵である。開通がちょうど正午、そして、埋戻しなど全ての後片付けが終わったのが午後二時ころだったろうか、本当に疲れた、疲れたけど満足満足。
 
 カミさんは今日仕事(多分、「ジャパンエコトラック ライド イン 阿蘇 2018」PDFファイル約12MGだろうと思う)で一日手伝いで出かけるので食事の支度を頼むと言ってでかけたので、昼はオムライスを作って、夕食は、と太郎を連れて買い出しに行っているところに電話があって、早く終わったのでカミさんがやるというので、買い物をやめて帰ってきた。


平成30年 3月10 (土)

 快晴、これ以上の晴れは無いというほどいい天気になった。明日の阿蘇谷一斉野焼きは実施されるだろう。
     最低気温 -2.8℃ (06:22)、最高気温 11.3℃ (15:26)

 午前6時20分過ぎに、たまたまNHKのライブカメラを見ていたら、ちょうど新燃岳が噴火するところだった、自然のエネルギーはほんとうに凄いものだ。

 今日は夏子の中学校の卒業式だった。小生は行かなかった。知らない人が聞くと娘との間に何かあるのではないかと勘ぐられるかも知れないが、別に娘と敵対しているわけでは100%無い。小生は入学式の時も行かなかった、小生が関与するのは小学校までと決めている。大昔になるが小生のときも、父親は全くそのような学校行事には参加しなかった、だから小生もそういうものだと思っている。昔と違って今では子供の入試や入学式や卒業式には親も同伴するのが当たり前になっているが小生のころはそんなことは無かった。

 世間では年頃の娘が父親を忌避したりすることもあるようだが全くそのようなことはない、強いて言えば「水の如き」付き合い・・・かな、「水臭い」でなくて「水の如き」だぞ。君子の交わりだぞ。今日も母親の車で卒業式から帰ってきて、外で作業をしている小生のところに、お父さん卒業できたよ、と卒業証書を見せに来てくれた。

 今日は卒業式で母娘が不在になるため、太郎を連れて朝からオープンセサミに餌やりにでかけた。行きがけに木村豆腐店からオカラを貰っていった、今日は三袋頼んだところ、昨日の話では出来るオカラの量がちょっと足りないかも知れないので二袋になるかも、とのことであったが、ちゃんと三袋用意をしてくれていた。太郎も一緒に餌やりを手伝ってくれて、大分馬にも慣れてきたようだ。昼前には戻ってきた。

 オープンセサミ 連続写真 ( 1/2)
 オープンセサミ 連続写真 ( 2/2)

 
 昼からのことだが、ちょうど別の友だちのところに遊びにいくクラスメートたちが、その約束の友達との都合がつかなかったようで、帰る途中に我が家に寄って、太郎も一緒にそのクラスメートの家で遊ぼうよと誘われて、歩くと結構な距離になるので、小生が太郎も含めて四名をそのクラスメートの家まで送り届けた、帰りにはその友達が家の近くのナフコまで送ってれるというのでそこで待ち合わせて拾って帰ってきた。太郎だけで離れた友達の家に遊びに行くのは初めてのことだろう、それだけここは近くに友だちがいないのである。

 昼から小生は、排水詰まりの復旧作業にとりかかったが、完全にデッドロックである。さて、どうしようかと思案の挙げ句、いろいろなワイヤーを突っ込んでも本当に一番先の詰まった場所まで届いているのか、あるいは、太いワイヤーを使っても強く押し込む結果、中で何重にも折れ曲がってあたかも長い距離を行ったように見えるだけなのか、そのあたりがどうもハッキリ掴めない。そこで考えた。そうだ、古来からの方法、竹を使ってみよう。と孟宗を切り出して細く割って、何という名前だろうか、いわば「たがや〜」のタガを作って、それで外の排水口から逆に突っ込んでみた、通るかなと思ったが思った以上にスムーズに入っていく、それが数メートル行ったところでピタリと止まって、そこから先は全く進まない、勿論竹が中で曲がることもない、つまり、そこがとりあえずの行き止まりで、コレステロールの塊に行き当たった感触ではなくて、なにか硬いものにぶつかった反応がある、そうかその先は竹が曲がらないほど直角にパイプが曲がっている場所なのだろうか、それならその場所を確認しようではないかと、土を掘り繰り返したところ、土の中からパイプが見えてきた、この先がちょうどシンクの排水パイプが家から外に出ている場所まで続いているわけか、そう思って、掘り進めて、直角に交わるあたりまで掘り進んでも、まだパイプが続いている、れれれ?そこで更に掘り進めると、もうそこは食堂の中あたりになるのだが、なにか硬いものがある。土を取り除くと、土の下から排水口の蓋が・・・。こんなところに排水口の蓋かあ、なんだ、これからまっすぐ家に進むと食堂の真ん中あたりジャン、どうして、こんなところに排水口のフタがあるんじゃい!!!!今まで、そこが排水口の口だとばかり思っていた場所からずっと先の絶対に無いだろうという場所にある排水口が流し台の排水口だったようだ。そこで竹のタガを今までそうだと思っていた場所から差し込むと、間違いなく、新たに発見した排水口に届いてる、そこで竹が行き止まりになっていたのが確認できた。さすが、日本古来の道具である、ようやく、建物からの排水口の出口を掴まえることが出来た、確かに油に固まったどろどろしたものがたくさん浮いている。しかしこれを取り除いたからと言って水が通るわけではない、ここからシンクに向けて穴を探らなければ無いのだが、この排水口のメカがわからない、どうして太いフタと小さなフタが二個並んでいるのだろう、どういう経路で建物内に通じているのだろう。
 
 そこでネットで調べてみると、これはトラップ付の汚水桝らしいということがわかった、管をU字に曲げて悪臭を防いだり虫が入ってくるのを防いだりする仕組みの汚水枡らしい、ただ今日ちょっと見ただけでは何処に建物の中へ通じる穴が空いているのか分からない。でもようやく、糸を手首に巻いて隣の部屋から脈診をするようなもどかしい探り方をしないで済みそうだ、ようやく糸口が掴めたようだ、今日はもう時間切れ、明日だ、明日だ、明日にはなんとかなるだろう。(写真1写真2写真3
 
 そうこうしているうちに今度は二階のトイレの水が流れない!と娘が叫んでいる、別に今回のこととは関係がないはずなのに、どうしてだろう、とりあえず二階のトイレは使用禁止にしたが、こういことは一度の重なった起きるもののようである。
 
 夜は夏子のクラス?の卒業記念の食事会があるとかで母娘してでかけていった。


平成30年 3月 9 (金)

   最低気温 -0.2℃ (但し、21:20時点、明朝に向けて降下中)、最高気温 5.2℃ (00:00)
   
 山はまた雪が降ったようだ、子どもたちの登校時間帯、そして送ってから一旦家に戻ってボンの散歩に出た時にはみぞれ混じりの細かな雨が降っていた、完全な冬の防備から一段階ほど下げた服装だから寒かった、耳あてもしていなかったから耳が痛かった。終日天気がハッキリしなかった。
 
 そう言えば、「なごり雪」という言葉、もともと日本語には無かったそうで、伊勢正三の「なごり雪」がヒットして誰でも知っている言葉になって、今では気象用語的にも使われるようになったそうだ。

 この歌の小生が一番好きなくだり・・・・・「動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことがこわくて 下をむいてた」そして「君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた」
 
 本日の登校風景 写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8
 
 新燃岳の火山活動が非常に活発である、気象庁は昨日なんか爆発は停止しましたと大見得を切った途端にまた今日爆発的噴火が起きている。気象庁は後出しジャンケンの名人だ。阿蘇山だって、ここのところ孤立型微動が非常に多くなっている、心配である。
 
 太郎の小学校、「弁当の日」というのがあるそうで、今朝は母親に手伝ってもらって弁当を作っていた。(写真1写真2写真3

 今日も一日中、台所の排水詰まりの回復作業に振り回された。シンクの排水口は小さいので、そこから何かハードなものが落ちたとしても、その下につながるパイプは直径が60mmあるので、そのものだ詰まるということは考えにくい、おそらく十数年分のコレステロールが上からどんどん押したので詰まったのではないだろうかと想像している、だから、JLZのアドバイスにもあったように、ワイヤーの先端の丸い部分をとりあえず槍のように尖らせて、それでコレステロールを少しずつ突き崩そうと登母祖用水路工事のつもりで、ミリ単位で削るつもりでワイヤを何度も突いたり引いたりして往復させたが、なんとなく削れているようでいないようで。そこで別の手を考えた。エアコンプレッサーのエアで強い圧力を加えてみてはどうだろう。ただ、もし、下の配管が圧力で破れるようなものだといけないので、と床下に潜り込んでみたところ、床下の配管は塩ビパイプで少々の圧力には問題がないだろうということで、呼径50のキャップを買ってきて、それに穴を開けてコンプレッサーのエアガンを突き刺して、排水管に被せて、ドカン、ドカンをやってみた、結構な衝撃が伝わっている感じだがそれでも、駄目である、今日はワイヤーの抜き差しと、コンプレッサーで何度もドカンドカンをやったが、結論としては、駄目だった。他になにか手があるだろうか、カミさんは業者に頼んだら?というがここまで来て白旗を揚げるわけには行かない、もう少し頑張ってみよう。いよいよとなったら、パイプの切断だが、肝心の部分はコンクリートの中だ、それでもより近いところから突っついたほうが効果はあるかもしれない。
 
 ただ、今回のトラブルで床下に潜って、思ったのだが、基礎床から出ている配管とシンクから降りてきているパイプと直線でなくて緩やかながらS字でつながっている、これなんか本来なら一直線で配管出来るはずなのだろうが、家を建てる時は水道工事業者、設備業者などいろいろな業者が分担をしていて一貫工事では無いからだろうと思うのだが。 

 水仕事が出来ないと昨日なんか、カミさん、洗わなくても済むように災害時のようにラップで皿をくるんだりして家事をやっていたので、今日は応急措置でシンクの排水を風呂場までホースを引いて流すようにしておいた。

 晩飯。一日中排水詰まりの回復作業をやってなんだかヘトヘトになって時間もなくなったので餃子にした。太郎のやつ、握り飯を食べている。「どうしたんだ?」今日の弁当の日で、全校児童が体育館で食べたそうで、教室から体育館に弁当を持っていく時に、オカズだけ持っていって、握りメシは教室に忘れてきたから、「お昼は、オカズだけ食べて、食べ損なったオニギリを今食べている」「忘れたら教室まで取りに戻ればいいだろう」「・・・・・・」


平成30年 3月 8 (木)

 雨、それに風が強かった、その雨も午後には東に移動していってレーダーを見る限り九州には全く雲がかかっていなかったのに、ここはやはり山間部だ終日雨が降っていた。
    最低気温 7.7℃ (但し18:16時点、夜に入ってきおんが下がっている)、最高気温 14.4℃ (11:46)

 登校風景 雨に風が強かった、アメニモマケズ、カゼニモマケズ、太郎たちともう一班くらい、ずぶ濡れになりながら登校していった。 写真1写真2写真3写真4

 台所の流し台の詰まり、パイプ洗浄剤でも水が流れないので、シンク周りを全部分解して、中に何かワイヤーのようなものを通して詰まりを取り除こうと、さて、なんでやろうか、といろいろ考えて、我が家には同軸ケーブルがたくさんあることに気がついて、それをパイプの中に通そうとしたが、5Dだと柔らかすぎて駄目で、8Dになるとちょっと硬すぎて途中で曲がらない、専用のワイヤーを買うと勿体無いので、なんとかそれで済ませようと思ったのに結局は専用のワイヤーを買ってしまった。ところがこのワイヤーでも途中でどうしても進まなくなる、反対の出口から突っ込んでもやはりあるところで、それ以上進まなくなる、どうもコレステロールでなくてハードなものが引っかかっているような気がするが、今日は時間切れで、明日また改めて再開することにして、今日は流し台使用禁止にした。メカモノの修理は楽しいが、こういったものはあまり楽しくない。(写真1写真2写真3
 
 夕方、試験を終えて娘と母親が帰ってきた、改めて訊くまでもないが、どうだった?と尋ねたら、難しかった・・・・。そうだろう。


平成30年 3月 7 (水)

 曇り。風強くて寒かった。
     最低気温 1.8℃ (06:18)、最高気温 11.2℃ (14:29)

 今日の登校風景 写真1写真2写真3写真4写真5写真6

 昨日の続き、流し台詰まりの回復作業・・・パイプ洗浄剤を全部で三本使ったが満足に水が流れない、スッポンも買ってきたが効果なし、いよいよシンクの下をバラしてその先の管も管掃除用のワイヤーを突っ込んで掃除をしないと駄目のようである。何か詰まったのかなあ。

 刈払機修理部品ネットで発注
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:Walbro  キャブレター ダイヤフラム[wa460-s03] 534 円
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                 送料           700 円
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 午後、DIさん御入来。

 太郎、水泳教室。
 
 夕食。太郎のたっての希望により、とろろ汁を作る。お姉ちゃんはあまり好きではないので、今日のようにお姉ちゃんが不在の時は大威張りでリクエストが出来るのである。小生もモチロン大好きだし、心置きなく二人でトロロだけを堪能した。


平成30年 3月 6 (火)

 晴れ。昨日また少し降ったのか、あるいは樹氷か、山の上のほうが少し白くなっていた。今日は風が少し強かった。(写真1写真2
     最低気温 3.0℃ (04:59)、最高気温 11.3℃(15:10)

 道楽や家事で過ごす、それと登校風景も、書くことは沢山あるが今晩は時間がないので写真も含めて明日また改めて書くことにする。(※)
 
 明日から夏子の高校受験が始まる、詳しくは聞いていないが熊本県下の公立高校は明日と明後日の二日間のようだ、高校の入試なんて一日で終わるのかと思っていたら、二日に分けて行うそうである。小生のときはどうだったか全く覚えていない。
 
 それで、夏子は熊本市の公立高校を受験するそうで、別に朝早く家を出れば自宅からでも十分に間に合うと思うのだが、交通事情などで万一のことを考えて、今晩から泊りがけで出陣をする事になっていて、なんせ一人でホテルに泊まることなど全く経験がないので母親が二日間付き添うことになっていたのだが、そのカミさん、今日まで出張、最終便で熊本に帰ってくるからということで小生がホテルまで送り届けることになって、夕方、太郎も連れて三人で熊本市内のホテルまで出かけていって、チェックインの手続きを済ませて、三人でホテルのレストランで夕飯を食べて、その後、娘をホテルに残して太郎と帰ってきた。我々が帰ってから一時間もすればカミさんが空港からホテルに来られるだろうから、夏子もその間一人でヘイキと言っていた。小生は始めっから地元の高校にしろと言っているのだが、母親と二人で相談して決めたようで、今更どうこう言っても仕方がないので、頑張れ、としか言いようがないが、「行きたい」ということと「行ける」ということとは全く別だということがどうも分かっていない。
 
 今晩から二晩、太郎と小生と二人だけになる。夏子と二人だけということは過去にあったが、この組み合わせ、今まであったかなあ、あったような無かったような。

(※)
 本日の登校風景 写真1写真2写真3写真4写真5写真6

 一昨日応急処置をしたが動かなかった刈払機を分解した。もし社外品があればキャブレター一式交換をしたほうが、部品を一つ一つ集めるより安価で手っ取り早いが、この刈払機、KIORIZ AT22G という十数年前の機種で、社外品なんてもうとっくに無い、製造メーカーに問い合わせるともしかしたら部品はあるかもしれないが、純正品は値段がバカ高いのは分かっている、それより問い合わせて、もうありませんという回答が来るのが腹が立つので消耗部品の、型番違いでも、「らしきもの」を一つ一つ探してやってみようと、ネットで調べてみた、そして、型番は違うが多分合うのではないだろうかという部品が幾つかみつかったので、これを取り寄せることにした。

 ポンプダイヤフラムとガスケット
 メタリングダイヤフラムとガスケット

 燃料フィルター周り(フィルター、ホース、タンクベント)
 プライマリーポンプ

 ところで燃料タンクから、フィルターを通して燃料がキャブレターの方に上がり、もう一つは余ったやつが戻るホースだろう。そうすると、もう一本、外側につながっている丸いものがついているホースがある、これは一体なんなのか説明が無い、そして、これはどうやらタンクベントと言うらしいということがわかった、じゃあこれは何なんだというというとこれまた何処にも書いていない。一生懸命に探して、ようやくエア抜きらしいということがわかった、ということはベントとはベンチレーションのベントなんだなとようやく分かった、つまり燃料が減っていくうちにタンク内に無くなった分の空気が外から入るようになっているのだろう、このタンクベントが無いタイプのものはそのあたりはどうやっているのだろうか。
 
 KIORIZ AT22G分解 連続写真

 修理仕事は楽しいが油類を使う場合は爪の間に油汚れが入ってこれがなかなか落ちない、ゴム手袋だとやはり部品を触る時の感覚がよくないので結局素手で触ってしまう、だから小生は小さな軽石とブラシが一体になったものをいつも風呂に持っていっているが、それでもなかなか落ちないのだ。小生なんかおさんどんもやっているので、この汚い指先で炊事でナマモノを扱っていて結構気になるのである。この爪の汚れについて小生は昔から思っていることがある。家電メーカーは電動式の色々な家電小物を考え出しては売っている。ゴマすり器などというアイデア商品もあった(今もあるかどうか知らないけど)。そんななかで、どうして爪の間の汚れを落とす電動家電を作らないのだろうかと思っている。仕事柄爪の間に汚れが溜まり落とすのに苦労をしている人は沢山いる、例えば農家である、若い人が農家を継がない理由に「汚い」があるが、この爪の汚れなんかその最たるものだ。また自動車修理業などの油を使う仕事だってそうだ、染色業だって、陶芸家だってそうである。爪の汚れ落としの需要はものすごくあると思うのである。家電メーカーには社員に対して新製品の提案制度なんかあるに違いない、それなのに一向に製品化されない、そういう提案はないのか、それとも製品化が無理なのか、もう大昔になるが顔の毛穴だったかの汚れを超短波振動かなにかで落とす家電が流行ったことがあった(どういう名前だったか思い出せず、ネットでいろいろ検索したがかすりもしなかった、それでも根気よく探して、あった、これだhttp://atthattime.club/archives/189)、これは謳い文句ほどの効果が無かったようだが結構売れていたようだ。それなんかに比べたらもっと簡単に出来るだろう。電動歯ブラシの応用と超音波振動なんか使って出来るのではないのかと思うのである、これは売れるぞ、どうだこういった方面が得意の松下さん。
 
 プラグテスターの延長コード代用に石田オートさんから廃棄したプラグコードを貰ってきた、これでバッチリだ。

 娘のコウモリ傘の「骨接ぎ」をした。昔はごく当たり前にやっていた骨接ぎ、今では知らない人が多くて、エッ?修理できるんですかという人がいる。そもそも今の傘は使い捨てが前提なのか骨が細くてすぐに折れる。太郎なんか乱暴なのでしょっちゅう曲げて帰ってくる。だから小生は骨接ぎ用の部品を沢山用意してあり、いつも骨接ぎをしている。
 
 ところで、小生は今でも「こうもり傘」と言うが、こうもり傘とは番傘だとか蛇の目が普通にあった時代に、それに対して使う言葉だろう、今時、特別な場合を除いて番傘などというものは無いので、ただ「傘」と言えばいいのに、小生は今だにこうもり傘と言ってしまう、同じようにうっかりすると、電気釜だとか電気洗濯機だとか電気掃除機とか電気冷蔵庫と言ってしまうのである。特に電気釜以外は電気という言葉を取ればそのまま言えるが、電気釜の場合は今の言い方がすぐに出てこない、炊飯器と言うんだよなあ。

 それから台所の「流し」が多分「油」で詰まって流れないので、洗浄剤を買ってきて一本丸々使って掃除をした、それでもあまりよく流れない。


平成30年 3月 5 (月)

 雨、朝から結構強かった、雷も鳴っていた、こんな日は絶対に徒歩通学の子はいない、だから小生も今日は旗振りには立たなかった。そして、雷の心配もあったので太郎にも徒歩通学はやめさせて、姉弟二人を車で学校に送っていった。
      最低気温 5.7℃ (20:47)、最高気温 19.4℃ (08:16 朝から非常に暖かった)

 ちょうど昼の予約になっていた大腸癌手術後の定期検査のために熊本市にある高野病院に出かける。阿蘇を出るまで特に二重峠の迂回路は霧が深かった。
 
 今日の検査は、単なる採血だけで、検査データーは全て基準値内、健康そのものだった。次回は6月だったか、三ヶ月ごとに検査に行き、6ヶ月に一度CT検査をする、今日の話では、術後一年から一年半後(だったかな、9月と言っていた)に内視鏡の検査をするそうである、これだけこまめに診てくれると安心である。

 晩飯。アナフィラキシーのカミさんが不在なので、カキフライを揚げて三人でタラフク食った。考えてみたら小生、朝食を抜いて行ったので、昼飯にトンカツを食べたのだった、そして夜にまたカキフライか?胃がもたれることはないが、ちょっと揚げ物が続いたな。因みに夏子と太郎、明日の給食、カツカレーだそうだ、明日の朝食は今晩の残りものだぞ。



平成30年 3月 4 (日)

 晴れ。素晴らしい天気になった、半日天気がずれていたら今日は絶好の野焼き日和だったろう、昨日の雨で、草が燃えないので二回目の延期になった。
      最低気温 2.2℃ (06:48)、最高気温 20.6℃ (15:00)
 
 今日は西日本ハムフェアだったが、家事都合で、且つ、毎年一緒に行っているMQY局も不在のため、DIさんとも話して今年は行かないことにした。

 カミさんがまた今日から東京出張で午前中の早い時間に出かけていった。
 
 最近、「修理」が面白くて、今日もそちら方面をやろうと物置の中の整理をした。一台は電動のドライバー、もう一台は電動の丸ノコ、この二つとも数年前に動かなくなって、新しいものを買って、壊れたやつは物置に放り込んであった。カーボンブラシが消耗するほど使ったわけではないので、理由がわからないまま放り投げてあったのであるが、全く開けもせずに廃棄というのもなんだから、一応分解してみて、直せるものなら直そうと探し出したわけである。
 
 そのために物置の大整理になって、まるで断捨離のようになってしまった。そして二台とも見つけ出して、念のために通電してみたところ、これがなんと二台とも動くではないか、動かなかったのは一体何だったんだろう。動くことが分かって嬉しいような修理の機会が無くなって残念のような複雑な心持ちである。
 
 しからば別の何かをと探していたら、あった、あった、真っ黒になった刈払機。確かこれとは別にエンジン部分だけのやつはあったが、これはどうしたんだったかなあ、後継機を買ったからそのままお蔵入りになったのだろうか、確かに握り手のゴムはなくなっているし、でも動くのかなあと思って、これの整備に取り掛かった。
 
 全くウンともスンとも言わない。そこで例によって、キャブにクリーナーを吹き込んでリコイルを引くが、これでも駄目である、プラグはどうなんだろうと、ここで、新兵器登場、プラグテスターなるものを買ってあったので、これを繋いでリコイルを引くと、ちゃんとスパークはしているようである。うーん、全分解かなあ、と思って、グルリと見回すと、マフラーが泥かなにかで完全に詰まっている、これじゃあ、駄目だろうと、マフラーを掃除して、掛けたところ、ちょっと掛かった、あともう少しだ、これもやはり分解してきれいにしてみようということで今日は終わった。
 
 このプラグテスターという便利な道具、他の製品は結構な値段がするが、これは700円くらいだった、ただ、これだと、プラグコードに余裕がないものには、二重連になるので、コードが届かない、今日テストした刈払機はギリギリ届いたが、別のやつに試してみたが全く届かない、中継ケーブルを作らなければ他には使えない。
 
 それから、今使っている刈払機、だいぶん前から使っていて、腕が刈払機に触れるとビリっときていた、プラグ周りだろうと思っていたが、命に関わることもあるまいと、ビリっと来ないように気をつけて使っていたが、今日その修理をした。と言っても、プラグキャップの頭付近がかなり擦れていて、このあたりから来ているのだろうと、とりあえず絶縁を施しておいた。
 
 その絶縁方法というのが、急場しのぎで汚らしいが、グルーを塗っておいたのである、これでビリっと来なくなった。このグルーは最近、修理やDIYの動画サイトを見ると、特に外国の動画だが、ごく当たり前にこのグルーで接着をしているシーンを見る。ああ、こんな方法があるんだと興味がわいて、そのグルーガンが100均で売っていた(200円だったかな)のを見て買っておいたやつを早速試してみた。なるほど便利なものだボンドを手で塗るよりは遥かに早くて簡単だ。

 今日は今までの冬の服装でしかも青空のもとでやったので、暑いのなんの、とうとう最後には音を上げて、セーターを脱いでしまったが、なんと今日は20℃を超える気温だったのだ、異常気象だ。
 
 晩飯、六日の菖蒲、十日の菊、そして四日のひな祭りである。今日はちらし寿司を作った。ちゃんと節目節目にはやらないとな、情緒、情緒だ。
 ただ、ひな祭りといえばハマグリのお吸い物と決まっているが、我が家の子どもたちは二人ともあの乙な味がわからない、去年も結局小生がハマグリを全部食べた、だから、今年はハマグリのお吸い物は無し、そのかわりに松茸の味お吸い物にハンペンを入れて格好を付けた。しかし、ハンペンを残すのもなんだからと三人で一枚をいっぺんに食べようとしたので、ハンペンの山盛りお吸い物になってしまった。ちらし寿司には鰻を細かく切って混ぜた。


平成30年 3月 3 (土)

 曇りのち午後に入って弱い雨。
     最低気温 -0.8℃ (05:21)、最高気温 12.7℃ (13:47)

 中岳火口、せっかく立ち入り規制が解除されたと思ったら、また、これだ(NHK NEWS WEB)、だから地中のことなんか誰にもわからないのだ。

 朝一番でオープンセサミに馬たちの餌やりに出かける。途中木村豆腐店でオカラを頂戴して持っていく、搾ったばかりのオカラだったのでまだ温かかった。いつものように20数頭の馬たちに餌をやって、ざっとボロ拾いをして11時前には引き揚げてきた。
   写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7
 
 正午少し前、家に帰ると、娘達がピアノのレッスンに出かけるところで、太郎は置いていくからと母娘二人で出かけていった、いつもより早い出発だから今日はレッスンの開始時間が早いのだろう。太郎はと言えば、なにか、ふくれることがあったようで、行かん、じゃあ行くなとなったらしく、後になって、ああ行けばよかったと後悔していた。

 レーダーを見ると雨雲がかなり近づきつつあるので、昼食後急いで薪を作った、太郎も一緒になって手伝ってくれた。
 写真1写真2
 
 午後三時頃だろうか、薪作りが終わるのとほぼ同時に雨がポツリポツリと降り始めた。今日の雨はそんなに強く無さそうだが、順延されていた明日の野焼きはまた延期だろう。
 
 午前の馬の世話と午後の薪作りと一日中、ほぼ肉体労働をしたので、少々疲れたが、体にはいい運動になったことだろう。最近、特に今日のように肉体を使った日は、う〜腰が痛え、と言いながら、寝床に入ってからよく思うことだが、寝る段になって布団のなかで凝った背骨を伸ばしながら、考えてみたら、朝起きて寝るまで全く横になることもなく、ほとんど背もたれにもたれかかることもせずに、起きっぱなしで十数時間、背骨にかかる負荷は大きいのだろうが、それでいて翌朝にはちゃんとリセットされているので、垂直歩行の人間は大したものだと思うのである、健康であるということは有り難いことである。


平成30年 3月 2(金)

 穏やかに晴れる。数字以上に暖かかった。
   最低気温 -0.9℃ (07:39)、最高気温 13.0℃ (17:17)

 本日の登校風景  写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8

 そもそも今日の作業のきっかけはなんだったろう、ああそうだ、スポット溶接機を作るにあたって、100Vをそのまま使うと大電流が流れすぎるので、少し電圧を落とさなければならないから、パワーコントロールを先に作って、それで、高圧トランスの出力を見てみようと思ってパワーコントロール用のキットを秋月電子で買ったのだが、周辺の部品は別に集めなければならない、まず、トライアックに使うヒートシンクがいる、確かどこかにあったはずだと、屋根裏を始め、思いつく限り探したけど、あれだけいつも目についていたものがイザという時になると全く出てこない、そうだ、ジャンクのなかにヒートシンクが組み込んであるだろうと、壊れたPCの電源を引っ張り出して分解してヒートシンクやスイッチ類を取り出しているうちに、ベランダに置きっぱなしになっている廃棄オーディオ装置が目に入って、そうだ、このスピーカーに使ってある磁石は太郎のオモチャにもってこいだろうと、また分解を始めた。このオーディオは確か昔、DIさんが未来館に持っていくやつをもらったやつだが、スピーカーは高音域・中音域・低音域用に三個のスピーカーがついているやつだったが、使っているうちに低音域用のスピーカーのコーンが破れて使い物にならなくなって、そのうちに処分しようとベランダに置きっぱなしになっていたやつだ。
 
 分解してみたが、スピーカーのラッパ部分が大きすぎて邪魔で中心部の磁石だけが欲しい。でも、見ると、先割リベットというか先割アンカーとでも言おうか、特殊な取り付け方をしてあって、破壊しないとはずれない。そこで、ディスクグラインダーで、留めてある頭を削って、スピーカーの外枠を取り外そうとしたが、どうしてもとれない、仕方がないので苦労してグラインダーで周囲をグルリと切り取ってから、念のためにもう一度やってみたところ、枠が外れた。無駄な労力を使ってしまった。もう一個は、だから、留めてある頭を削るだけで、枠を取ることができた。この二つの磁石をくっつけると、小生の力では離せないほど強力な磁石だ。

 一つのことに専門的に深く入り込むのでなくて広く浅く興味に任せてあれこれいじくり回す、これってリサイクルショップにぴったりの性分だ、オトコって誰でもこのような傾向があるんじゃないだろうか、この際リサイクルショップを開こうか。リサイクルショップは確か古物商の免許がいったよなあ、でも、これは殆ど届け出制のようなもので簡単に取れるのだろう。別にこれで一家食っていこうというわけでもなし、開店したからと言って毎月固定費を賄う売上をあげる必要があるものでもなし、場所さえあればいいだけだ、積極的な買い取りや仕入れをしなければ、損をするわけでもなし、色々面白いものが集まるだろうなあ。PCをリサイクルして売ってもよし、何か壊れた道具を直して売ってもよし、道楽の動態保存してある産業遺産などを売っても良しだ。

 午後からは太郎の授業参観に出かける。ほぼ全員について言えることだが、保育園児のころは人前で演ずるのは恥ずかしいとか照れると言った感情は殆どないが、小学生になると恥ずかしいという感情が育ってくるようで、今日の発表会でもみな恥ずかしそうにやっていた。みな普段は大きな声で話すのだろうが、授業参観の発表ではみんなの声が小さかったようだ。でも、入学してからほぼ一年、みんな立派に成長している。

 一年三組 授業参観 連続写真 (1/2)
 一年三組 授業参観 連続写真 (2/2)

 晩飯。太郎のリクエストで、トンカツとポテトサラダ。カミさんも飯時に帰ってきた。


平成30年 3月 1(木)

 曇り。今日も昨日に劣らず強風が吹いてた、低気圧はもうとっくに北の方に移動したはずなのにと思って天気図を見ると、等高線の間隔が非常に狭い、だから風が強かったのか。
   最低気温 4.8℃ (但し19:45現在、夜になって下がりつつある)、最高気温 10.8℃ (14:58)

 本日の登校風景 写真1写真2写真3写真4写真5
 
 午前中はスーパーなど二三軒回って、親戚からの頼まれものを探して発送手続きをした。

 午後から、電子レンジの分解をした。二台目に落札したジャンク電子レンジである。電子レンジとしては機能するがターンテーブルが回らないと言って出品されていたものだ。ターンテーブルはAC100Vで動く部分なので、簡単な部品で修理が利くものならと思って見てみたら、モーターの回転軸が黒く焦げていた、これだとモーターそのものの交換になるのだろう、そこまですることもないと思って、全部分解した。小生がほしい部分はこの高圧トランスである、これだけで3.6キロもあった、電子レンジの重量のほとんどである。これを使ってスポット溶接機を作りたいと考えている。それから、この高圧コンデンサー、オイルが入っているのだろうか、蓄電されているとヤバイので慎重に外してショートさせてみたが抜けていて空っぽだった。その他にマグネトロン、使いみちがあるだろうか、それからファンやマイクロスイッチなどなど。(写真1写真2

 マグネトロンはマイクロ波を発生させるもので、電子レンジの心臓部、発生させるものは電磁波なんだ、無線の電波と基本は同じなんだ、ただ、出力が大きいか小さいかの差だ。マグネトロンという高周波発生機から2.45GHの高周波が放出されるがアマチュア無線では小生はやらないが、この付近やもっと高い周波数での無線交信をやっている。要は出力が大きいか小さいかの違いだけで周波数の高低は関係がない(と書いたところ、電子レンジで使う周波数の2.45GHzは水の分子を振動させる周波数で、食べ物の中の水が振動することで摩擦熱を発生させて温めるということをJLZが教えてくれた)。
 
 電子レンジを分解してみて、マイクロ波が漏洩しないようにもっと厳重に、厚い防御壁で囲ってあるのかと思っていたら、早い話がブリキ板で囲ってあるだけだ。マグネトロンなどという言葉を聞くと漠然とX線のようなもをイメージしてよほどしっかりした物で遮蔽しなければならないと思いこんでいたが、考えてみたら電磁波だから(X線も電磁波だが ^^;; )薄い金属板で周囲を囲めばマイクロ波はそこで反射されるので外に飛び出ることはないのだ。完全に金属板で囲ってしまうと中が見えないので、前面に透明のガラス窓などがついているが、ガラス面に小さな金網のようなものが貼ってある。電子レンジのマイクロ波の波長はλ=3×10^8/(2.45×10^9)で約12cm、それより小さな穴からはマイクロ波は飛び出ないのだそうだ。
 
 晩飯。チンジャオロース、中華風コールスロー(要は酢と醤油と砂糖とごま油)、味噌汁